尾木ママ、日野皓正氏へ苦言「理解しているなら、前もって指導しておくべき」

男子生徒とは1年前から付き合いがある日野氏に、教育者のあり方を指摘しました。
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尾木ママ(左)、日野皓正氏(右)
時事通信社/Jun Sato(WireImage)

トランペット奏者の日野皓正さん(74)が男子中学生に往復ビンタを加えた問題で、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(70)が9月4日、「あまりにも理解が浅く自分中心の対応」などと、公式ブログで批判した。

尾木ママはこの日、「体罰は『教育じゃない』。指導力不足‼︎」と題するブログを投稿。日野氏が男子生徒と1年以上の付き合いがあったことについて、「練習段階で彼の 独特の行動様式、天才肌のドラマ−というこせは理解しているはず」(原文ママ)と指摘した上で、「前もって丁寧に繰り返し指導しておくべきでは」などと、日野氏の対応を疑問視した。

さらに、日野氏が男子生徒と「親子関係に近いものがある」などと発言したことについて、「親子の愛に基づくとかいう『愛のムチ』もありません」などとして、体罰を否定した。

尾木ママはこれまでにも、この事件への思いを繰り返しブログで綴っており、体罰については、「暴力、体罰は子どもたちに身体的・心理的苦痛を与えるだけ」「プライドを傷付け自尊感情を低下させ、屈辱感与える可能性あります」などと、デメリットを紹介していた

また、コンサートを主催した世田谷区教育委員会についても、「一方的に非難するだけじゃなく、きちんと批判して、優れた指導者足らしめる責任が主催者側にはあるのではないでしょうか!?」とも苦言を呈していた。

この問題は、日野さんが8月20日、東京都世田谷区教育委員会主催の体験学習として行われたジャズコンサートの壇上で、ドラムを演奏していた男子生徒がソロ演奏をやめず、スティックを取り上げても従わなかったため、手を上げたというもの。その後、生徒が謝りに来たという。

日野さんは9月2日、朝日新聞の取材に対して「手を出したのは、他の人からすれば驚いたかもしれないが、俺と彼との間には親子関係に近いものがあり、問題はない。この件はすでに和解もしている」と語っていた

また、世田谷区教育委員会は8月31日、「日野氏の行為は行き過ぎた指導だったと捉えている」などとコメントしていた