大杉漣さん急逝 遺作『バイプレイヤーズ』のメンバーがお悔やみ「喪失感は計り知れません」

本日、第3話が放送予定だそうです。
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大杉漣さん
時事通信社

俳優の大杉漣さんが2月21日、急性心不全で死去した。突然の訃報を受けて、大杉さんが出演していたドラマ「バイプレイヤーズ(テレビ東京系)の共演者が、公式サイトで大杉さんへのお悔やみと感謝のコメントを発表した。

■コメント全文

余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。「バイプレイヤーズ」という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。

お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。

漣さん、ありがとうございました。

バイプレイヤーズ一同 遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研

番組のチーフプロデューサーの浅野太さんもコメントを発表。「突然の出来事で、まだ現実として受け止めることができません」と気持ちを吐露し、「この作品が最期の作品となってしまったことが本当に残念でなりません」と無念な思いを綴った。

大杉さん遺作となったドラマ「バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」。日本俳優界の名脇役である、大杉漣、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研、寺島進(寺島は第1弾のみ)が共同生活をする様子を描いた。

主役の「バイプレイヤーズ」たちが本人役で出演するというユニークな演出が好評で、2017年に第1弾が放映されたのち、第2弾が、2018年2月からはじまったばかりだった。

番組サイトによれば、2月21日(第3話)については、「ご遺族、事務所、キャストの皆様のご意向もあり、予定通り」午後9時54分から放送するという。

2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については検討中だという。