ボブ・ディラン欠席のノーベル賞授賞式、パティ・スミスが「はげしい雨が降る」熱唱(動画)

「私は10代のときからディランの背中を追ってきた。実に半世紀よ」
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US singer Patti Smith performs 'A Hard Rain's A-Gonna Fall' by absent Literature prize winner Bob Dylan during the awardings of the Nobel Prizes in medicine, economics, physics and chemistry on December 10, 2016 in Stockholm, Sweden.Nobel laureates are honoured every year on December 10 -- the anniversary of the death of prize's founder Alfred Nobel, a Swedish industrialist, inventor and philanthropist. / AFP / TT News Agency / JESSICA GOW / Sweden OUT (Photo credit should read JESSICA GOW/AFP/Getty Images)
JESSICA GOW via Getty Images

「時代は変る」(The times, they are a changin’)

ボブ・ディランがノーベル賞を受賞するというニュースが流れたとき、文学界では世界を二分する議論が熱くわき起こった。果たしてディランは、主に詩人や小説家のために用意された賞を受けるにふさわしいのかと。

反対していた人も、思いがけない受賞を受け入れ始めた頃、ディランは沈黙を破った。受賞の発表から2週間後たって、ディランはようやくコメントした。そして先月、スウェーデン・アカデミーは「先約のため」ディランが授賞式に出席しないと発表した。

アカデミーは過去の受賞者にも同様のコメントをしたことがある。2007年のドリス・レッシング氏のときだ。

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ディランのファンたちは、ディラン自身が歌う形での受賞演説を、1曲たりとも聞くことはできなかった。ディランは、祝賀会で披露する「感謝のスピーチ」を書いた。スウェーデンの文学史研究者で批評家のホラス・エングダール教授が所感を述べた。

「ボブ・ディランは全ての作品を通じて、詩の力と可能性について、私たちの考えを変えた」(英語の演説全文

パティ・スミスが授賞式に登場し、ディランの「はげしい雨が降る」(A Hard Rain’s A-Gonna Fall)を歌った。パティ・スミスはディランの受賞前から、授賞式への出演を依頼されていた。もともと自分の曲を歌うつもりだったが、自身に大きな影響を与えたディランの受賞を聞いて、ディランの曲を歌うことにした。

「私は10代のときからディランの背中を追ってきた。実に半世紀よ」。スミスは、ローリング・ストーン誌のインタビューに答えている。

スミスは演奏中に1回、歌詞を忘れて口ごもった。「血が滴り落ちている、黒い木の枝が見えた」という部分だ。スミスは緊張していたとして謝り、歌い終えた。

おそらく将来、スミス自身も、音楽で詩的な影響を与えた一人として評価されるだろう。しかし今は、スミスはディランの歌を、アメリカの今の政治状況のために歌っている。

「舌がない1万人が喋っているのを見た」。スミスはこの部分を、重要な、変化を予期させる言葉として、強調して歌った。

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

ノーベル文学賞の受賞者たち
(01 of121)
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1901 シュリ・プリュドム(フランス)(02 of121)
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詩人。「壊れた花瓶」が有名。詩集『試み』(1866年)『孤独』(1869年)『正義』(1878年)『幸福』(1888年)など。 (1839-1907) (credit:Apic via Getty Images)
1902 テオドール・モムゼン(ドイツ)(03 of121)
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法学者・歴史家。代表作に『ローマ史』 (1817-1903) (credit:LTL via Getty Images)
1903 ビョルンスティエルネ・ビョルンソン(ノルウェー)(04 of121)
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作家。詩集『詩と歌』など。(1832-1910) (credit:Wikimedia Commons)
1904 フレデリック・ミストラル(フランス)(05 of121)
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詩人。代表作『ミレイオ』。プロヴァンス語の復興などプロヴァンス地方の文化の保護・発展に尽力(1830-1914) (credit:Culture Club via Getty Images)
1904 ホセ・エチェガライ・イ・アイサギレ(スペイン)(06 of121)
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土木工学者・数学者・劇作家。代表作に『恐ろしき媒』(1832-1916) (credit:UniversalImagesGroup via Getty Images)
1905 ヘンリク・シェンキェヴィチ(ポーランド)(07 of121)
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小説家。代表作に『火と剣とをもって』 (1884)『大洪水時代』 (1886)『草原の火』(1888)の『三部作』(1846-1916) (credit:Culture Club via Getty Images)
1906 ジョズエ・カルドゥッチ(イタリア)(08 of121)
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詩人・古典文学者。現代イタリアの国民的詩人。代表作に『新韻集』『擬古詩集』など。(1835-1907) (credit:DEA PICTURE LIBRARY via Getty Images)
1907 ラドヤード・キップリング(イギリス)(09 of121)
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小説家・詩人。イギリス統治下インドを舞台にした児童文学で知られる。『ジャングル・ブック』『少年キム』など(1865-1936) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1908 ルドルフ・オイケン(ドイツ)(10 of121)
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哲学者。理想主義的哲学の実証が評価された(1846-1926) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1909 セルマ・ラーゲルレーヴ(スウェーデン)(11 of121)
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作家。代表作『ニルスの不思議な旅』。女性初のノーベル文学賞受賞者(1858-1940) (credit:Culture Club via Getty Images)
1910 パウル・フォン・ハイゼ(ドイツ)(12 of121)
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作家。代表作に『片意地娘』『カプリ島の婚礼』『高嶺の乙女』など(1830-1914) (credit:DEA PICTURE LIBRARY via Getty Images)
1911 モーリス・メーテルリンク(ベルギー)(13 of121)
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詩人・劇作家。代表作に『青い鳥』(1862-1949) (credit:Hulton Archive via Getty Images)
1912 ゲアハルト・ハウプトマン(ドイツ)(14 of121)
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劇作家・小説家・詩人。代表作に『織匠』など(1862-1946) (credit:AP)
1913 ラビンドラナート・タゴール(インド)(15 of121)
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詩人・思想家。代表作に、ベンガル語の詩集を英訳した『ギータンジャリ』など。日本に5回来日し文化人らと親交が深かった(1861-1941) (credit:Photos.com via Getty Images)
1914 受賞者なし(16 of121)
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1915 ロマン・ロラン(フランス)(17 of121)
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作家。代表作に『ジャン・クリストフ』『ベートーヴェンの生涯』など。理想主義を唱え反ファシズムなど平和運動にも力を注いだ(1866-1944) (credit:Imagno via Getty Images)
1916 ヴェルネル・フォン・ヘイデンスタム(スウェーデン)(18 of121)
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作家・詩人。代表作に自伝的小説『ハンス・アリエーヌス』など(1859-1940) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1917 カール・ギェレルプ(デンマーク)(19 of121)
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詩人・小説家。代表作に半自伝的小説『Germanernes Lærling』(1857-1919) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1917 ヘンリク・ポントピダン(デンマーク)(20 of121)
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小説家。代表作に『約束の土地』『死者の国』『人間の天国』など。同時受賞のギェレルプとともに、現代デンマークの描写が評価された(1857-1943) (credit:De Agostini Picture Library via Getty Images)
1918 受賞者なし(21 of121)
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1919 カール・シュピッテラー(スイス)(22 of121)
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詩人。代表作に叙事詩「オリュンピアの春」(1845-1924) (credit:Hulton Archive via Getty Images)
1920 クヌート・ハムスン(ノルウェー)(23 of121)
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小説家。代表作に『土の恵み』『飢え』。受賞後、戦中にナチスに協力し、戦後に財産を没収された(1859-1952) (credit:Bettmann via Getty Images)
1921 アナトール・フランス(フランス)(24 of121)
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作家。代表作に『シルヴェストル・ボナールの罪』『舞姫タイス』『赤い百合』『ペンギンの島』『神々は渇く』『天使の反逆』『エピクロスの園』など(1844-1924) (credit:AP)
1922 ハシント・ベナベンテ(スペイン)(25 of121)
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劇作家。しゃれた言葉で貴族や上流社会を風刺する作品を多く残した。代表作に「他人の巣」「土曜の夜」「奥様」「作られた利害」「呪われた恋」など(1866-1954) (credit:Keystone-France via Getty Images)
1923 ウィリアム・バトラー・イェイツ(アイルランド)(26 of121)
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劇作家・詩人。代表作に『アシーンの放浪』『ケルト妖精物語』 『葦間の風』『塔』『ケルトの薄明』など。アイルランド文芸協会設立を通じケルトの伝承やアイルランド文学の活性化に寄与した(1865-1939)。 (credit:Hulton Archive via Getty Images)
1924 ヴワディスワフ・レイモント(ポーランド)(27 of121)
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小説家。代表作に『ヤスナ・グラへの巡礼』『約束の地』『農民』(1867-1925) (credit:Keystone Features via Getty Images)
1925 バーナード・ショー(アイルランド)(28 of121)
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劇作家・評論家・ジャーナリスト。辛辣な風刺と皮肉に富んだ数多くの戯曲を残した。代表作に第11回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ピグマリオン』(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作)、『男やもめの家』『聖女ジョウン』『シーザーとクレオパトラ』など多数(1856-1950) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1926 グラツィア・デレッダ(イタリア)(29 of121)
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詩人・小説家。主婦業の傍ら、故郷サルデーニャを舞台に個人の内面の罪と救済を描いた作品を発表した。ベリズモ(イタリア・リアリズム)文学を代表する一人。代表作に『エリアス・ポルトル』『灰』『木蔦』など(1871-1936) (credit:Bettmann via Getty Images)
1927 アンリ・ベルクソン(フランス)(30 of121)
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哲学者。代表作に『時間と自由』『物質と記憶』。『創造的進化』で、生命には過去を断絶して飛躍して発展していく原動力「エラン・ヴィタール(生命の飛躍)」があると解き明かした(1859-1941) (credit:adoc-photos via Getty Images)
1928 シグリ・ウンセット(デンマーク)(31 of121)
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小説家。ノルウェーの代表的な女性作家の一人。代表作に『イェンニィ』『クリスティン・ラヴランスダッテル』、歴史小説『オーラフ・アウドゥンスセン』など(1882-1949) (credit:Bettmann via Getty Images)
1929 トーマス・マン(ドイツ)(32 of121)
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小説家。代表作『ブッデンブローク家の人々』『トーニオ・クレーガー』『ヴェニスに死す』『魔の山』など多数。ナチスが台頭すると国家主義的な政策を批判しスイスに亡命した(1875-1955) (credit:AP)
1930 シンクレア・ルイス(アメリカ)(33 of121)
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小説家・劇作家・批評家。アメリカ中西部の保守的な性向を風刺した作品で知られる。代表作に『本町通り』『アロウスミスの生涯』『バビット』『エルマー・ガントリー』など(1885-1951) (credit:AFP via Getty Images)
1931 エリク・アクセル・カールフェルト(スウェーデン)(34 of121)
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詩人。代表作に、生地ダーラナを題材にした叙事詩『フリードリンの歌』、『フリードリンの楽園』など。1907年からノーベル委員会メンバーで、選ぶ立場にあったためノーベル文学賞を固持していたが、死後に授与された(1864-1931)\n (credit:ullstein bild via Getty Images)
1932 ジョン・ゴールズワージー(イギリス)(35 of121)
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小説家・劇作家。国際ペンクラブ初代会長。代表作に『資産家』を始めとする『フォーサイト家物語』や『林檎の樹』など(1867-1933) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1933 イヴァン・ブーニン(ロシア)(36 of121)
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詩人・小説家。ロシアの古典的な伝統を継承する古典派として『落葉』を発表。作品に『村』『サンフランシスコから来た紳士』など。ロシア革命後、フランスに亡命(1870-1953) (credit:Bettmann via Getty Images)
1934 ルイジ・ピランデルロ(イタリア)(37 of121)
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劇作家・小説家・詩人。代表作『作者を探す六人の登場人物』で、劇中劇の手法を取り入れ注目される。既存の演劇の構造を破壊し、不条理演劇の先駆けとも見なされる(1867-1936) (credit:adoc-photos via Getty Images)
1935 受賞者なし(38 of121)
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1936 ユージン・オニール(アメリカ)(39 of121)
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劇作家。『カーディフを指して東へ』『皇帝ジョーンズ』などの人気作品で、アメリカ演劇に近代的に変革した立役者と言われる。ブロードウェイ上演作品『地平線の彼方』でピュリツァー賞受賞(1888-1953) (credit:Konstantin Grishin via Getty Images)
1937 ロジェ・マルタン・デュ・ガール(フランス)(40 of121)
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小説家。代表作に長編小説『チボー家の人々』(1881-1958) (credit:De Agostini Picture Library via Getty Images)
1938 パール・バック(アメリカ)(41 of121)
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小説家。代表作に『東の風・西の風』『大地』(1892-1973) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1939 フランス・エーミル・シランペー(フィンランド)(42 of121)
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小説家。フィンランドの農民層の生き方を描写した作品が評価された。代表作に『聖貧』『若くして逝きし者』など(1888-1964) (credit:Bettmann via Getty Images)
1940 受賞者なし(43 of121)
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1941 受賞者なし(44 of121)
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1942 受賞者なし(45 of121)
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1943 受賞者なし(46 of121)
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1944 ヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセン(デンマーク)(47 of121)
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デンマークを代表する小説家。代表作に『王の没落』『長い旅』(1873-1950) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1945 ガブリエラ・ミストラル(チリ)(48 of121)
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教師・詩人。代表作に『悲嘆』『破壊』『ぶどう桶』など。メキシコに招かれ教育改革委員を務めた。ラテンアメリカで初のノーベル文学賞受賞(1889-1957)\n (credit:Eric Harlow via Getty Images)
1946 ヘルマン・ヘッセ(ドイツ)(49 of121)
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ドイツを代表する作家の一人。代表作に『車輪の下』『デミアン』など。平和主義者としても知られ、ナチス政権下のドイツを離れスイスで創作活動をした(1877-1962)\n (credit:Bettmann via Getty Images)
1947 アンドレ・ジード(フランス)(50 of121)
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小説家。代表作に『アンドレ・ヴァルテールの手記』『地の糧』『狭き門』など。一時は共産主義に共感したが『ソヴィエト紀行』以降はスターリン体制を批判した(1869-1951) (credit:Keystone via Getty Images)
1948 T.S.エリオット(イギリス)(51 of121)
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詩人・劇作家。『荒地』『四つの四重奏』『寺院の殺人』など。現代詩劇の技法を確立した。児童向けの詩『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』は、ミュージカル『キャッツ』の原作としても知られる(1888-1965) (credit:Bettmann via Getty Images)
1949 ウィリアム・フォークナー(アメリカ)(52 of121)
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小説家。アメリカ文学の巨匠として知られる。代表作に『響きと怒り』『サンクチュアリ』『八月の光』『アブサロム、アブサロム!』など。『寓話』でピュリツァー賞(1897-1962) (credit:SCIENCE SOURCE via Getty Images)
1950 バートランド・ラッセル(イギリス)(53 of121)
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哲学者・数学者。平和主義者として第一次大戦では非戦論を唱えた。第二次大戦ではナチスへの抗戦を主張するが、戦後は核廃絶運動に尽力し、1955年に科学者として核廃絶を訴える「ラッセル=アインシュタイン宣言」を起草。科学者の核廃絶運動「パグウォッシュ会議」へと発展した。『教育論』『幸福論』などが有名(1872-1970) (credit:Bettmann via Getty Images)
1951 ペール・ラーゲルクヴィスト(スウェーデン)(54 of121)
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詩人・劇作家。キリスト教色の強い作品を発表し続けた。代表作に詩集『不安』や小説『バラバ』など(1891-1974) (credit:Bettmann via Getty Images)
1952 フランソワ・モーリアック(フランス)(55 of121)
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詩人・小説家。故郷ボルドーの風物や、信仰との葛藤などをテーマに作品を多数残した。『癩者への接吻』『火の河』『愛の砂漠』『イエスの生涯』など(1885-1970) (credit:Culture Club via Getty Images)
1953 ウィンストン・チャーチル(イギリス)(56 of121)
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政治家。第2次大戦期の首相。口述筆記による全6巻の『第二次世界大戦回顧録』が評価された(1874-1965) (credit:Universal History Archive via Getty Images)
1954 アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカ)(57 of121)
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詩人・小説家。『日はまた昇る』や、従軍記者体験をもとに書いた『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』などが映画化され人気を博す。『老人と海』が高い評価を受けた。1961年に自殺(1899-1961) (credit:Photo 12 via Getty Images)
1955 ハルドル・ラクスネス(アイスランド)(58 of121)
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詩人・小説家。代表作に『アイスランドの鐘』『世界の光』など(1902-1998) (credit:Bettmann via Getty Images)
1956 フアン・ラモン・ヒメネス(スペイン)(59 of121)
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詩人。スペイン内戦期にアメリカやキューバなどを転々とする。代表作に『すみれの心』『プラテーロと私』(1881-1958) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1957 アルベール・カミュ(フランス)(60 of121)
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小説家・哲学者。フランス領アルジェリア出身。小説『異邦人』が有名。「不条理」の概念で知られる。平和主義を貫き第2次大戦期はドイツに抵抗。その他の代表作に小説『ペスト』、エッセイ『シーシュポスの神話』など(1913-1960) (credit:AP)
1958 ボリス・パステルナーク(ソ連)(61 of121)
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詩人・小説家。ソ連の反体制作家として知られる。ロシア革命期の混乱に翻弄される恋を描いた小説『ドクトル・ジバゴ』(1957年)がイタリアで刊行され高く評価されるが、ロシア革命批判を含んでいるとしてソ連では刊行を拒否され、ノーベル文学賞受賞の辞退を表明する。他の代表作に詩集『我が妹 人生』など(1890-1960) (credit:UniversalImagesGroup via Getty Images)
1959 サルヴァトーレ・クァジモド(イタリア)(62 of121)
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詩人。戦時中は反ファシズムを貫いた。代表作に『そしてもうすぐ日暮れがくる』など(1901-1968) (credit:Mondadori Portfolio via Getty Images)
1960 サン=ジョン・ペルス(フランス)(63 of121)
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詩人・外交官。外務省事務総長として対ドイツ外交に当たるが、ナチス侵攻後にアメリカに亡命。代表作に『遠征』『流適』など(1887-1975) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1961 イヴォ・アンドリッチ(ユーゴスラビア)(64 of121)
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詩人・小説家・外交官。ユーゴスラビア王国のドイツ駐在外交官を務める。代表作に『ドリナの橋』『ボスニア物語』『サラエボの女』の「ボスニア三部作」(1892-1975) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1962 ジョン・スタインベック(アメリカ)(65 of121)
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小説家・劇作家。不条理に見舞われる庶民の怒りと抵抗を描いた。大干ばつに見舞われた農民を描いた『怒りの葡萄』や、カリフォルニアの一家の歴史を描いた『エデンの東』は映画化され大ヒットした(1902-1968) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1963 イオルゴス・セフェリス(ギリシャ)(66 of121)
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詩人。外交官としてイギリスやアルバニアなどに駐在。『ミシストリマ』『練習帳』『つぐみ』などギリシャ神話を題材にした作品を残した(1900-1971) (credit:Mondadori Portfolio via Getty Images)
1964 ジャン=ポール・サルトル(フランス)=辞退(67 of121)
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小説家・劇作家・哲学者。神を否定し人間の存在を中心に考える「実存主義」で知られる。『存在と無』『弁証法的理性批判』が有名。その他の作品に小説『嘔吐』など(1905-1980) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1965 ミハイル・ショーロホフ(ソ連)(68 of121)
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小説家。代表作に、ロシア革命期のコサック社会の変遷を描いた『静かなるドン』や『ドン物語』『開かれた処女地』など(1905-1984) (credit:Bettmann via Getty Images)
1966 シュムエル・アグノン(イスラエル)(69 of121)
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詩人・小説家。ノーベル文学賞を受賞した初のヘブライ文学者。オーストリア出身でドイツやパレスチナ、イスラエルなどを転々とする。ヘブライ語での作品発表を続けた。作品に『嫁入り』『夜の客』『恐れの日』など(1888-1970) (credit:Keystone-France via Getty Images)
1966 ネリー・ザックス(スウェーデン)(70 of121)
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詩人。ドイツ・ベルリンのユダヤ人家庭に生まれ、ナチスの迫害を逃れスウェーデンに亡命。ユダヤ人の迫害体験を多く描いた。作品に『死の棲家にて』『星の蝕』『逃走と変容』など(1891-1970) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1967 ミゲル・アンヘル・アストゥリアス(グアテマラ)(71 of121)
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小説家。インディオの血を引く家庭に生まれ、外交官としてフランスに駐在。インディオや古代マヤ文明の伝承を残した『グアテマラ伝説集』や『大統領閣下』『強風』『緑の法王』などで、ラテンアメリカ文学ブームを牽引した(1899-1974) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1968 川端康成(日本)(72 of121)
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小説家・文芸評論家。西欧の前衛文学を取り入れた「新感覚派」として頭角を現す。代表作に『伊豆の踊子』『雪国』など。叙情的な作品で日本の光景を描写したとして、海外でも人気を得た。1972年に自殺(1899-1972) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1969 サミュエル・ベケット(フランス)(73 of121)
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小説家・劇作家。アイルランド出身。不条理劇を代表する人物。戯曲『ゴドーを待ちながら』が有名。その他の代表作に小説『モロイ』など(1906-1989) (credit:Photo Researchers via Getty Images)
1970 アレクサンドル・ソルジェニーツィン(ソ連)(74 of121)
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小説家。検閲廃止などを訴え続けた反体制作家。スターリン批判で逮捕・投獄された経験をもとに『収容所群島』『イワン・デニーソヴィチの一日』を発表し、ソ連の強制収容所の存在を世界に知らしめるが、74年に逮捕・国外追放となる。ソ連崩壊後の1994年に帰国(1918-2008) (credit:Heritage Images via Getty Images)
1971 パブロ・ネルーダ(チリ)(75 of121)
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詩人・外交官。フランス大使在任中に受賞。軍事政権下で逮捕され謎の死を遂げる。代表作に『地上のすみか』『大いなる歌』など(1904-1973) (credit:AFP via Getty Images)
1972 ハインリヒ・ベル(西ドイツ)(76 of121)
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小説家。西ドイツペンクラブ会長、国際ペンクラブ会長を務める。『汽車は遅れなかった』『旅人よ、スパ…に来たりなば』など(1917-1985) (credit:ullstein bild via Getty Images)
1973 パトリック・ホワイト(オーストラリア)(77 of121)
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小説家。代表作に小説『ボス』、戯曲集『生体解剖者』など(1912-1990) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1974 エイヴィンド・ユーンソン(スウェーデン)(78 of121)
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小説家。『四人の見知らぬ人』や四部作『オーロフ物語』、三部作『クリロン』など(1900-1976) (credit:Keystone via Getty Images)
1974 ハリー・マーティンソン(スウェーデン)(79 of121)
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小説家・詩人。船員として世界を旅する。詩集『幽霊船』、紀行文『当てのない旅』、長編詩『アニアーラ』など(1904-1978) (credit:Bettmann via Getty Images)
1975 エウジェーニオ・モンターレ(イタリア)(80 of121)
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詩人・小説家。詩集『烏賊の骨』や『ディナールの蝶』、評論集『信仰証書』など(1896-1981) (credit:Vittoriano Rastelli via Getty Images)
1976 ソール・ベロー(アメリカ)(81 of121)
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小説家・劇作家。『フンボルトの贈り物』がピュリツァー賞。代表作に『宙ぶらりんの男』『銀の皿』など(1915-2005) (credit:Louis MONIER via Getty Images)
1977 ビセンテ・アレイクサンドレ(スペイン)(82 of121)
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詩人。シュールレアリスムをスペイン現代詩に取り入れる。代表作に『破壊、もしくは愛』など(1898-1984) (credit:Gianni Ferrari via Getty Images)
1978 アイザック・バシェヴィス・シンガー(アメリカ)(83 of121)
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小説家。ポーランドのユダヤ人家庭に生まれアメリカに亡命。イディシュ語の小説を発表した。。『モスカト家』『ゴライの悪魔』、童話集『短い金曜日』など(1904-1991) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1979 オデッセアス・エリティス(ギリシャ)(84 of121)
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詩人。クレタ島に生まれ、エーゲ海を舞台にした作品を残す。代表作に『方向』『第一の太陽』など(1911-1996) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1980 チェスワフ・ミウォシュ(アメリカ)(85 of121)
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詩人・エッセイスト。ロシア領リトアニア出身。ポーランドの地下生活を経て、戦後は外交官を務めるが、ポーランドの社会主義政権樹立後はフランス亡命を経てアメリカに定住。作品に『冷えきった時代の詩』『まひるの明かり』など(1911-2004) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1981 エリアス・カネッティ(イギリス)(86 of121)
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小説家・思想家。ブルガリアのユダヤ人家庭に生まれ、ウィーンでナチス併合を体験する。小説『眩暈』『群衆と権力』など(1905-1994) (credit:Imagno via Getty Images)
1982 ガブリエル・ガルシア・マルケス(コロンビア)(87 of121)
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小説家。ラテンアメリカ文学ブームの代表的人物として日本にも大きな影響を与える。代表作に『百年の孤独』『コレラの時代の愛』『予告された殺人の記録』など(1928-2014)\n (credit:ASSOCIATED PRESS)
1983 ウィリアム・ゴールディング(イギリス)(88 of121)
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小説家。代表作に小説『蝿の王』『後継者たち』(1911-1993) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1984 ヤロスラフ・サイフェルト(チェコスロバキア)(89 of121)
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小説家・詩人。共産党活動に従事するがのち除名される。反体制運動家として地下活動を続けた。代表作に『マミンカ』、詩集『八日間』など(1901-1986) (credit:Sovfoto via Getty Images)
1985 クロード・シモン(フランス)(90 of121)
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詩人・小説家。旧フランス領マダガスカル出身。従軍、レジスタンス活動を経て、代表作『フランドルへの道』『ファルサロスの戦い』などがある(1913-2005) (credit:Raphael GAILLARDE via Getty Images)
1986 ウォーレ・ショインカ(ナイジェリア)(91 of121)
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詩人・劇作家。代表作に『ライオンと宝石』『死と王の先導者』など(1934- ) (credit:ASSOCIATED PRESS)
1987 ヨシフ・ブロツキー(アメリカ)(92 of121)
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詩人。旧ソ連・レニングラードのユダヤ人家庭に生まれる。独学で詩作や翻訳をしていたが思想を理由に流刑・強制労働となり72年に国外追放。アメリカ市民権を得る。作品に『クリスマス・バラード』『ローマ悲歌』など。(1940-1996) (credit:Stringer UK / Reuters)
1988 ナギーブ・マフフーズ(エジプト)(93 of121)
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小説家。アラビア語で作品を発表し、アラブ圏初のノーベル文学賞に。『ゲベラウィの子供たち』が宗教上の冒瀆を理由に発売禁止に。その他の作品に『バイナル・カスライン』『カイロ三部作』など(1911-2006) (credit:- via Getty Images)
1989 カミーロ・ホセ・セラ(スペイン)(94 of121)
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作家。フランコ政権下で『パスクアル・ドゥアルテの家族』が発禁処分となる。フランコ死後に上院議員。その他の作品に『二人の死者のためのマズルカ』(1916-2002) (credit:Quim Llenas via Getty Images)
1990 オクタビオ・パス(メキシコ)(95 of121)
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詩人・批評家。外交官としてヨーロッパ各国に駐在しながら『弓と竪琴』『孤独の迷宮』などを執筆したが、反政府デモの弾圧に抗議してインド大使を辞任。その他の作品に『野生の月』『クロード・レヴィ=ストロース』など(1914-1998) (credit:STR New / Reuters)
1991 ナディン・ゴーディマー(南アフリカ)(96 of121)
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小説家。ユダヤ系移民の家庭に生まれた。アパルトヘイトと白人社会の病理を告発する作風で、代表作に短編小説集『フライデーの足跡』『保護管理人』『虚偽の日々』『異邦人たちの世界』など(1923-2014) (credit:Ulf Andersen via Getty Images)
1992 デレク・ウォルコット(セントルシア)(97 of121)
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詩人・劇作家。人種問題や貧困などを取り上げた。作品に『二十五の詩』(1930-) (credit:Ulf Andersen via Getty Images)
1993 トニ・モリスン(アメリカ)(98 of121)
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作家。『青い眼が欲しい』『ソロモンの歌』など、アメリカの黒人社会や人種差別を描いた作品で知られる。南北戦争の黒人奴隷の姿を描いた『ビラヴド、愛されし者』がピュリツァー賞(1931- ) (credit:STR New / Reuters)
1994 大江健三郎(日本)(99 of121)
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小説家・批評家。『飼育』で芥川賞。主な作品に『芽むしり仔撃ち』『個人的な体験』『万延元年のフットボール』など。反核や護憲についても積極的に発言している(1935- ) (credit:STR New / Reuters)
1995 シェイマス・ヒーニー(アイルランド)(100 of121)
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詩人。北アイルランド出身。紛争や対立の悲しみを描く。作品に『ナチュラリストの死』『冬越え』『北』など(1939-2013) (credit:Colin McPherson via Getty Images)
1996 ヴィスワヴァ・シンボルスカ(ポーランド)(101 of121)
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詩人。『だからわれわれは生きている』がポーランド国家賞。その他の作品に『ユートピア』『終わりと始まり』など(1923-2012) (credit:STR New / Reuters)
1997 ダリオ・フォ(イタリア)(102 of121)
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劇作家・演出家。劇団を率いて脚本を書き、社会風刺や喜劇で人気がある。中世の権威への風刺が評価された。『神聖喜劇』『あるアナーキストの事故死』『払えない、払わない』(1926- ) (credit:HO Old / Reuters)
1998 ジョゼ・サラマーゴ(ポルトガル)(103 of121)
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劇作家・ジャーナリスト。代表作に『修道院回想録』『イエス・キリストによる福音書』など(1922-2010) (credit:JOSE LUIS ROCA via Getty Images)
1999 ギュンター・グラス(ドイツ)(104 of121)
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小説家。代表作に『ブリキの太鼓』『猫と鼠』『犬の年』など。2006年、ナチス時代に武装親衛隊に入隊していた過去を告白した(1927-2015) (credit:ullstein bild via Getty Images)
2000 高行健(フランス)(105 of121)
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作家。中国・江西省出身。文化大革命で紅衛兵に参加したが、1989年の天安門事件後『逃亡』を発表してフランスに亡命。『霊山』『ある男の聖書』など、中国の社会や文革時代について中国語で作品を発表している(1940- ) (credit:Reuters Photographer / Reuters)
2001 V.S.ナイポール(イギリス)(106 of121)
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作家。イギリス領トリニダード島出身。トリニダードのインド人社会を舞台に小説を書き続ける。、『自由の国にて』がブッカー賞。他の作品に『暗い河』や紀行文『インド―闇の領域』など(1932- ) (credit:PIERRE-PHILIPPE MARCOU via Getty Images)
2002 ケルテース・イムレ(ハンガリー)(107 of121)
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作家。ユダヤ人家庭に生まれ、アウシュビッツ強制収容所などから帰還。代表作に、ホロコーストの体験に根ざした自伝的小説『運命ではなく』や『挫折』『生まれなかった子のためのカディッシュ』など(1929-2016) (credit:Arnd Wiegmann / Reuters)
2003 J.M.クッツェー(南アフリカ)(108 of121)
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小説家・文学者。ケープタウン大学などで教壇に立ちながら創作に勤しむ。小説『マイケル・K』『恥辱』がブッカー賞。その他の作品に『ダスクランド』など(1940- ) (credit:KEY)
2004 エルフリーデ・イェリネク(オーストリア)(109 of121)
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小説家・劇作家。翻訳からドラマ・映画のシナリオまで多岐にわたって活動する。代表作『ピアニスト』は映画化され2001年カンヌ映画祭グランプリ(1946- ) (credit:Reuters Photographer / Reuters)
2005 ハロルド・ピンター(イギリス)(110 of121)
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劇作家・詩人。俳優から劇作家に転身し『管理人』『失われた時を求めて』などの戯曲で評価される。『ラスト・タイクーン』など映画脚本も多数手がけた(1930-2008) (credit:Kieran Doherty / Reuters)
2006 オルハン・パムク(トルコ)(111 of121)
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作家。イスタンブールを舞台にトルコの西欧化を描く。代表作に『静かな家』『白い城』『私の名は紅』など(1952- ) (credit:Jean-Paul Pelissier / Reuters)
2007 ドリス・レッシング(イギリス)(112 of121)
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作家。イラン出身。代表作に『草は歌っている』『マーサ・クエスト』『黄金のノート』など。反アパルトヘイトや反核運動にも携わった(1919-2013) (credit:Toby Melville / Reuters)
2008 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ(フランス)(113 of121)
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小説家。デビュー作『調書』で注目され、現代フランスの代表的な作家となる。その他『砂漠』『黄金探索者』『ロドリゲス島への旅』など(1940- ) (credit:ASSOCIATED PRESS)
2009 ヘルタ・ミュラー(ルーマニア)(114 of121)
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作家。チャウシェスク政権下で弾圧された人々の生活や、ソ連占領下のルーマニア系住民迫害などをドイツ語で描く。『澱み』で出版活動禁止に。代表作に『狙われたキツネ』『吐息のブランコ』など(1953- ) (credit:ASSOCIATED PRESS)
2010 マリオ・バルガス・リョサ(ペルー)(115 of121)
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小説家。現代ラテンアメリカ文学を代表する作家。元国際ペンクラブ会長。主な作品に『都会と犬ども』『緑の家』『世界終末戦争』など(1936- ) (credit:Andrea Comas / Reuters)
2011 トーマス・トランストロンメル(スウェーデン)(116 of121)
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詩人・心理学者。戦後スウェーデンを代表する詩人で「隠喩の巨匠」とも呼ばれる。主な作品に『悲しみのゴンドラ』など(1931-2015) (credit:ullstein bild via Getty Images)
2012 莫言(中国)(117 of121)
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作家。『紅い高粱(コーリャン)』が映画化されベルリン映画祭金熊賞。その他『豊乳肥臀』『酒国』『生死疲勞』など(1955- ) (credit:Scanpix Sweden / Reuters)
2013 アリス・マンロー(カナダ)(118 of121)
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小説家。短編小説を得意とする。作品集に『愛の深まり』『善き女の愛』など(1931- ) (credit:ASSOCIATED PRESS)
2014 パトリック・モディアノ(フランス)(119 of121)
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作家。『エトワール広場』『パリ環状通り』『暗いブティック通り』など。映画や脚本も手がける人気作家(1945- ) (credit:POOL New / Reuters)
2015 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ(ベラルーシ)(120 of121)
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作家・ジャーナリスト。ウクライナ出身。『戦争は女の顔をしていない』『アフガン帰還兵の証言』『チェルノブイリの祈り』などのノンフィクションが評価された(1948- ) (credit:TT News Agency / Reuters)
2016 ボブ・ディラン(アメリカ)(121 of121)
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ミュージシャン。1960年代にプロテスト・ソングやヒッピー文化の象徴的な存在となる。代表作に「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「時代は変る」など。 (credit:Kevin Winter via Getty Images)

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