上西小百合議員、上沼恵美子の一言で「存在感だけは意地でも維持しようと決めた」と奮起

サッカー浦和戦をめぐる発言が物議を醸している衆院議員の上西小百合氏が31日、タレントの上沼恵美子さんからの言葉で自らを奮い立たせたことを告白した。
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時事通信社

サッカー浦和戦をめぐるTwitter上での発言が物議を醸している衆院議員の上西小百合氏(34)が7月31日、タレントの上沼恵美子さん(62)からの2年前の言葉で自らを奮い立たせたことを、自身のTwitterで告白した。

上西議員は15日の浦和レッズ対ドルトムント(ドイツ)戦を受け、「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」などと批判のツイートをした。その結果、殺害予告などが事務所に届く騒ぎとなり、19日には警視庁麹町署に被害相談をした。上沼さんが司会を務める読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」では、30日放送の回に上西議員のこの騒動をテーマに議論を展開した。

上沼さんは番組で「私は、好き」などと次のように述べた。

小百合さんが(番組に)来られたのはだいぶ前で、私は割とやり合いました。それで親しみが出ちゃって。今回、(浦和)サポーターに対するこのコメントは絶対ダメだや思うんけど、どう言ったらいいのかなあ、普通の人なのよ。公人っていうか、議員という意識がない、素人のような。

いいように言えば純粋なものを持っている方なんです。ものすごい感じましたもん。今回のことは良くないですよ。良くないですが、私は生で会ってやり合ったので、好感度は私は高いんです、小百合さんには。コメントはよくないですよ。でもなんかな、プロじゃないねん、この人。公人とか議員とかの意識がない。いち女性なの。そこを何とかしないといけないんだけれども。私は、好き。

ただし、2018年に任期満了となる衆院議員への再出馬には「今度はやめといた方がいいって」と忠告。「音痴が『美空ひばりになりたい』というのと一緒じゃ、と言ったんですよ。そしたら笑ってましたね。(上西議員は)『何よ、この女』じゃなくて、面白かったんやと思う。だから、割とピュアな人なんですよ。向いてないわ、議員には」と話していた。

上西議員は2015年9月にこの「上沼・高田のクギズケ!」に出演。その際、上沼さんは「辞めないのは卑怯。その高慢ちきな態度が顔に出ている」などと発言、さらに「1回お辞めになったらどうですか? 議員に向いていない」と上西議員を批判していた

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