蒼井そらさんは、妊娠報告で問いかけた。「AV女優の親だと不幸なのか」

広がる反響に「すごく背中を押されました」
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蒼井そら
VCG via Getty Images

元AV女優でタレントの蒼井そらさんが12月11日、妊娠5カ月であることをブログで発表した。ブログでは「元AV女優が子どもを産むこと」について自身の心境をつづっており、蒼井さんにエールを送る声がネット上に広がっている。

蒼井さんは11日、1月に結婚したDJ NONさんとの間に第1子を授かったことをブログで発表した。つわりに苦しんだが、妊娠5カ月で安定期に入ったという。

ブログは、「AV女優が子供を作るなんて子どもがかわいそう。結婚発表をした時、そんな言葉を目にしました」という書き出しで始まった。蒼井さんは、こうした言葉を目にしたことで、「AV女優の親だと(子どもは)不幸なのか」考えたという。

それでも、「子どもが将来いじめにあう」などの考えは個人の価値観に過ぎないとし、「AVをやってたから不幸せということでは無い」など、自身の思いを吐露した。

「生まれて来るんじゃなかったとか(中略)子どもに言われないように日々頑張るだけよ。それって、職業じゃないし、環境だと思うのね」

(中略)

「で、不幸だとか、幸せとか決めるのは、他人ではなく その子、自身だと思うの」

-「ご報告。」蒼井そらオフィシャルブログ「今日のSOLA模様」より(2018/12/11 22:47)

かつて人気AV女優として活動し、中国でも絶大な支持を得る蒼井さん。自身の両親は、一度も蒼井さんを「否定」せず、蒼井さんの意見を尊重してくれたという。

容易な道ではないとしながら、「どう考えても私、やっぱり子どもが欲しい。そして、私の母みたいな母になりたい」と子どもを持つことへの決意をつづった。

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蒼井そらさん(2016年撮影)
VCG via Getty Images

蒼井さんの妊娠発表と思いをつづったブログは、大きな反響を呼んだ。

InstagramやTwitterには、妊娠を祝うコメントなどが多数寄せられ、蒼井さんは13日、「妊娠発表に思うこと。」と題したブログを投稿。

批判的な声も予想していたが、「想像以上に応援メッセージが多く 涙しながら見たコメントも沢山ありました」と喜びや感謝をつづった。

誰もがインターネットに簡単にアクセスできるようになった現代では、自分の子どもが蒼井さんの過去の仕事を知ることは容易で、「隠すことなどできない」と考えているという。

その上で、「人より試練だろうなとは思うし強く生きて欲しい、しか今は言えないな」「お母さんの子どもで良かった。って言われることを目標に頑張りたいです」と決意を新たにした。