漫画家・柴田亜美さんに起きた世知辛い話「〆切より早く原稿上げたらこうなります」4コマで投稿

今月こそは〆切を守ろうと意気込んでいましたが...

「南国少年パプワくん」などで知られる漫画家・柴田亜美さんの公式Twitterが2月3日、担当者との過去の世知辛いやりとりを描いた4コマ漫画を投稿した。

「漫画家が約束の〆切より早く原稿上げたら、このような事態が起こります」という言葉を添え、実話エピソードを紹介している。

漫画家と編集者の間柄について尋ねるツイートに答える形で投稿している

Open Image Modal
Twitterに投稿した「勇者への道」のワンシーン
柴田亜美さん提供

一コマ目は、GWの進行中に、今月こそは〆切を守ろうと意気込む柴田さんから始まる。

期限までに終わらせ、意気揚々と担当者に電話で報告したのだが、「やだなー、先生!冗談はなしッすよ!」と本気にされなかった。

そのため、「あの日からよ、アタシが世界を滅ぼそうと思ったのは」とやさぐれてしまう場面で終わっている。

この4コマは、1997年に発売された実録マンガ「勇者への道」に掲載されたものだ。柴田さん自身のハードなマンガ家生活をコミカルに描いている。

続くツイートで、柴田さんは「(担当者に)電話したのにその日来なかったので翌日また電話したら『えー!本当だったんですか!!』と驚かれました」と明かした。

このエピソードにSNS上では「オチがすごい」「懐かしい」などと反響が広がった。

柴田亜美さん側は、フォロワーからの質問を受けて、この4コマ漫画をツイートしたとハフポスト日本版に説明。反響が広がっていることについて「世知辛い話に笑っていただければ何よりです」 とコメントを寄せた。