網にかかっても、ずっと隣に... 魚同士の「友情」が話題に

まるで魚同士の「友情」を捉えたように見える1つの動画が、世界中で感動を呼んでいる。

まるで魚同士の「友情」を捉えたように見える1つの動画が、世界中で感動を呼んでいる。

海洋研究NGOのコア・シーが投稿した動画では、タイのチャロクルム湾で網にかかってしまったハリセンボンが映っている。しかし、このハリセンボンは1匹ではない。

そばには捕まった「相棒」のように見える魚が、隣にぴったりとくっついて離れないのだ。しかも、人間が近付いても怖じ気づく様子はない。

網にかかってしまった魚は人間が危険である場合に備えて膨らむが、隣にくっついたハリセンボンはその全く反対だ。親切な男性がガラス片を使って魚を解放する間、ハリセンボンの「相棒」は近くで見守っている。

ウィリアム・アンド・メアリー大学のバーバラ・J・キング教授はNPRの取材に対し、動画に映ったハリセンボンはオスとメスのように見られるが、確認はできていないと述べた。

最終的に網が切り裂かれ、自由になった2匹は仲睦まじく泳ぎ去っていった。

しかし、網にかかったのはメスのハリセンボンで、隣にいるオスのハリセンボンは交尾相手から離れようとしないだけだという現実的な見方も出ている

(h/t Digg)

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。