「VACAN」の対象エリア、関西にも拡大。お店の混雑状況がリアルタイムで分かるサービス

サービス利用者は店舗の混雑状況をアプリやウェブサイトで確認でき、新型コロナウイルスに絡む、いわゆる3密を避けて買い物ができる。
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TechCrunch Japan

AIとIoTを活用し空き情報を配信するバカンは6月15日、店舗の空き・混雑状況がマップ上でリアルタイムにわかるウェブサービス「VACAN」(バカン)対象エリアを拡大。関西エリアの一般公開を開始した。関西エリアは、九州エリア・関東エリアに続く3エリア目で、6月末には北海道エリアの公開を予定。

6月15日現在、梅田やなんばの繁華街を中心に約50店舗を掲載している。全エリア合計は約180件で、今後3ヵ月で500件以上を目指すほか、飲食店以外の掲載も予定しているという。

バカンは4月27日、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどの混雑状況や待ち人数をリアルタイムに確認できるVACANの提供開始。サービス利用者は店舗の混雑状況をアプリやウェブサイトで確認でき、新型コロナウイルス(COVID-19)に絡む密閉・密集・密接のいわゆる3密を避けて買い物ができる。

また会員登録を行うと、10分間席を確保できる直前予約を行える機能を7月リリース予定としている。

同社は、2016年6月に設立。VACANほか、トイレの混雑状況を緩和するIoTサービス「Throne」、飲食の事前決済・取り置きサービスの「QUIPPA」(クイッパ)などを提供している。

2919年6月には、NTT東日本、清水建設、ティーガイア、JR 東日本スタートアップ、スクラムベンチャーズを引受先とする第三者割当増資により、7.9億円を調達。JR東日本の子会社でCVCのJR東日本スタートアップとの資本業務提携も行った。

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