IE不具合、米マイクロソフトがXPにも修正版提供

米マイクロソフト
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Reuters

[ボストン 1日 ロイター] - 米マイクロソフト

自動の「ウィンドウズ・アップデート」システムで修正版の提供を開始したとしている。

ウィンドウズXPへのサポートは4月8日に終了しており、マイクロソフトは当初、XPについては対応しない考えを示していた。

だが米英独政府が問題が解決するまでIEの使用を控えるよう勧告したこともあり、同社は早急な対応を迫られていた。

世界で利用されているパソコン(PC)のうち、15─25%は依然ウィンドウズXPを使用しているとされており、推定数億人のユーザーがこれで修正版を入手できることになる。

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