羽生結弦選手のポストカード付き乗車券、発送前に転売?仙台市交通局が呼びかけ「羽生さんが悲しむ」

「商品がまだ届いてさえいないのに、『販売します』となっているのは残念な結果です」

仙台市交通局が4月18日、フィギュアスケート男子・羽生結弦選手のポストカード付き乗車券の転売行為に対して、ツイートで苦言を呈している。 

仙台市交通局は、羽生選手のモニュメント設置を記念し、羽生選手のポストカードやゆかりの地を紹介したミニ観光ガイド付きの地下鉄一日乗車券の販売を予定している

仙台市交通局によると、先行販売の当選者が発表された直後に、商品の発送前にも関わらず、インターネットオークションサイト「ヤフオク!」などで転売行為が相次いで確認されたという。

ツイートで「何より羽生さんが悲しみますので、転売品の購入は控えていただきますようお願いします」と呼びかけている。

ポストカード付き乗車券は、先行販売分は4月24日の発送を予定している。

そのほかにも、4月20日に開かれるモニュメントデザイン発表式で販売するほか、その日限定で仙台市内の5つの駅で直接購入できる。

また転売防止策として、4月27日から第2弾の通信販売を予定している。

仙台市交通局は4月18日、ハフポスト日本版の取材に対して「商品がまだ届いてさえいないのに、『販売します』となっているのは残念な結果です。転売行為がなくなってほしい」と呼びかけている。