「マーブルカラー」のボールペン、11年ぶりに復活 その背景には「SNSの影響」があった

昔を懐かしむ声が多く上がっています。

筆記具の製造・販売を手がけるゼブラ(本社・東京都)は11月7日、3色のインクがランダムに出てくる「マーブルカラー」のボールペン「サラサクリップ マーブルカラー」を発売すると発表した

今回発表されたマーブルカラーは5種類で、色数の多さが人気のサラサクリップの新色として発売される。

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サラサクリップ マーブルカラー
ゼブラ提供

ゼブラは1999年に「スーパーマーブル」というマーブルカラーのボールペンを発売した。誕生日カードやノートをカラフルに「デコる」という当時の流行に乗り、女子中高生を中心に大人気となった。しかし、時代の流れとともにブームが去り、2007年にスーパーマーブルは廃番となった。

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大流行した「スーパーマーブル」
ゼブラ提供

■「いいね」を増やす時代のボールペンに

なぜ廃番から11年経つ今、マーブルカラーを復活させたのか。ハフポスト日本版はゼブラの広報担当者に取材した。

担当者によると、きっかけはボールペン「サラサクリップ」の新色の企画だった。新色を検討していたところ、学生の頃、実際にマーブルカラーを使っていた女性研究者が発案した。この研究者を中心に開発し、2年間を経て完成した。

さらに、マーブルカラーが採用された背景には「SNSの影響」があるという。「最近は、ノートや手帳をカラフルに彩り、SNSにアップして『いいね』をもらうという文化がある」と話す。「いいね」数を増やすにはオリジナリティが重要となる。

結果として、黒や赤といった定番の色よりも、ブルーグリーンやレッドオレンジといった「マイナー色の売れ行きが伸びている」とのことだ。

このような傾向から、3つの色が混ざりカラフルな色味を出すことができるマーブルカラーの復活が実現した。

実際にInstagramやTwitterを見てみると、「#ノートの中身」や「#手帳の中身」というハッシュタグが付けられ、ペンやシールでカラフルに「デコられた」投稿が非常に多い。

今回の発表を受けてTwitter上では、「昔、持ってた!絶対買う!」や「これ昔持ってて気に入って使ってたやつ」といった、当時のユーザーからの反響が多く上がっている。

発売開始は11月20日で、価格は税込162円。