青山ブックセンター六本木店が閉店へ。創業の地で38年の歴史に幕

アートやサブカルチャーに強い個性的な品揃えに定評あったが……。

六本木を代表する書店だった「青山ブックセンター六本木店」が、6月25日に閉店することになった。同店の公式Twitterが5月7日、発表した

六本木店は書店チェーン「青山ブックセンター」の1号店として1980年にオープンしたが、38年にわたる歴史に幕を閉じる。2000年代には、午前10時から早朝5時まで開店していることでも有名だった

ネット上では「おしゃれな雰囲気が好き。本屋さんがどんどんなくなっていくの寂しい」「六本木行く時は必ず立ち寄るお気に入りの本屋さんだったのになぁ」「夜中によく行ってたなー」などと、閉店を惜しむ声が続出している

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青山ブックセンター六本木店で始まった「再開支援フェア」(東京・港区六本木、2004年08月30日撮影)
時事通信社

■青山ブックセンターとは?

青山ブックセンターは、アートやサブカルチャーに強い個性的な品揃えに定評があり、首都圏で店舗を拡大した。しかし2004年、運営会社の経営難で東京、神奈川の7店舗全店が一時閉店に追い込まれた。

その後、経営母体がたびたび変わり、2008年からは中古書店チェーン「ブックオフコーポレーション」の傘下となった。2018年現在、青山本店と六本木店が営業を続けていた。