ブルース・スプリングスティーンは、ステージ上に呼んだ4歳のファンの子供と見事なデュエットができたことに驚いた。

「ボス」の愛称で知られる66歳のスプリングスティーンは、「ウェイティン・オン・ア・サニー・デイ」を歌っていた途中で、歌に合わせてフィストバンギング（腕を高く上げて拳を振る行為）をしているホープちゃんを見つけた。

ライムグリーンのジャケットを着てピンクの帽子をかぶり、前列で夢中で踊っている彼女が目に入った。

ホープちゃんを数分見ていたスプリングスティーンは、手を伸ばしてこの4歳の子をステージ上に呼んだ。女の子はゆっくりとステージに上がった。

2人は手をつないで、歌に合わせてクルクル回りながら踊った。

それから魔法のようなことが起こった。

スプリングスティーンが歌の最初のコーラス部分を歌ってからホープちゃんにマイクを向けると、彼女は「Waitin’ on a sunny day, gunna chase the clouds away（晴れの日を待っている、雲を追い払って）」の部分を完璧に歌った。

観客からは大きな歓声が上がった。スプリングスティーンはホープちゃんが歌詞を知っていたことにかなり驚いたようだった。

短いデュエットの後、ホープちゃんはステージから降りて両親の元へ戻ろうとしたが、スプリングスティーンは彼女を持ち上げて肩の上に乗せ、曲の終わりまで踊った。

このFacebook動画は観客のトーマス・アンダーソンさんが6月29日に投稿し、再生回数は6日間で600万回を超えた。

動画は8万7000回シェアされている。

「あの少女にとって一生の思い出になるでしょうね」と、あるファンはコメントしている。

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。

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