世界最小の哺乳類が、ちっちゃすぎる(画像)

イギリスBBCのクイズバラエティ番組が、Twitterに投稿した世界一小さい哺乳類の画像が話題だ。

イギリスBBCのクイズバラエティ番組「QI」の公式アカウントが、4月29日にTwitterに投稿した世界一小さい哺乳類の画像が話題だ。画像には人差し指に乗るほど小さい哺乳類が写っており、ネットからは「ちっちゃすぎる!」「かわいい!」などのコメントも見られる。

この動物は「キティブタバナコウモリ(マルハナバチコウモリ)」。コニカミノルタのホームページによると、タイ西部の限られた鍾乳洞に生息するとされる。大人になっても、体長は約3センチ、体重は1.5〜2グラムにしかならないが、翼を広げると約13センチほどになる。鼻がブタの鼻の様な形をしていることから、この名がついた。

トウキョウトガリネズミとともに、世界最小の哺乳類として知られているが、生息する熱帯雨林が伐採されたり、観光客が押し寄せて生息環境が悪化しており、国際自然保護連合(IUCN)発行のレッドリストでは、絶滅の恐れが高い「絶滅危惧II類(VU)」に指定されている

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絶滅の危機が迫る、野生ネコ17種
サビイロネコ(01 of17)
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【危急種】インド南部とスリランカに棲息する極小型の猫。体長は35-48cm程度しかない。 (credit:nicknack68/Flickr)
ハイイロネコ(02 of17)
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【危急種】中国西部の森林や乾燥地帯に生息。絶滅が危惧されている。砂漠で保護色となる明るい毛皮を持ち、縞模様の尾が特徴。詳しい生態は未だに分かっていない。 (credit:Wikimedia)
アンデスネコ(03 of17)
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【危急種】南アメリカのアンデス山脈に生息する。標高3000〜5000mにある岩が多く藪の点在するステップで動物を補食している。 (credit:Wikimedia)
クロアシネコ(04 of17)
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【危急種】アフリカ南部に生息する小型の野生の猫である。平均的な体重は1.6kgで、現存する猫の中で最も小さいものの一つだ。 (credit:Wikimedia)
コドコド(05 of17)
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【危急種】南アメリカのアルゼンチン南西部、チリ南部に生息。 (credit:Wikimedia)
ジャガーネコ(06 of17)
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【危急種】中南米に生息。オセロットやマーゲイと分類学的に非常に近く、身体の模様などが類似するが、華奢でより小型である。毛皮が美しいため乱獲され、現在絶滅の危機に瀕している。 (credit:Wikimedia)
ウンピョウ (07 of17)
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【危急種】ネコ科の中でもトップクラスの木登り上手。東アジアの標高2000〜3000mにある森林に生息する。 (credit:MANDY CHENG via Getty Images)
ボルネオウンピョウ(08 of17)
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【危急種】東南アジアのボルネオ島とスマトラ島に生息するウンピョウが、他のウンピョウとは別種であることが、2007年に生物学者らによって確認された。 (credit:Wikimedia)
ボルネオヤマネコ(09 of17)
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【危急種】東南アジアのボルネオ島の固有種。1992年までの間に9頭しか捕獲例がない。開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。 (credit:WIkimedia)
マーブルキャット(10 of17)
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【危急種】ネパールやスマトラ島など、東南アジアに広く生息。外観はウンピョウによく似ているが、はるかに小型でイエネコ大の大きさだ。 (credit:siwild/Flickr)
ライオン(11 of17)
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【危急種】動物園でおなじみだが野生種は減少している。 (credit:Wolfgang Kaehler via Getty Images)
チーター(12 of17)
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【危急種】地上最速の動物とされ、走行してから2秒で時速72キロメートルに達し、最高時速は100キロメートルを超えると言われる。 (credit:Wikimedia)
トラ(13 of17)
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【絶滅危惧】ユーラシア大陸に広く生息。開発による生息地の破壊、薬用や毛皮用の乱獲、人間や家畜を襲って殺して食べる害獣としての駆除などにより生息数は激減している (credit:Wikimedia)
ユキヒョウ(14 of17)
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【絶滅危惧】標高600〜6000mの高地に生息する。大型のネコ科動物として、また、食肉目としては最も高い場所を行動範囲としている。 (credit:Wikimedia)
マレーヤマネコ(15 of17)
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【絶滅寸前】インドネシアのボルネオ島やスマトラ島などの森林や沼地に生息する。生態は謎に包まれている。 (credit:Wikimedia)
スナドリネコ(16 of17)
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【絶滅寸前】英語名は「Fishing Cat」。その名の通り、主に魚を捕獲して食べる珍しい習性を持っている。インドネシアの島々からインドシナ半島、中国南部・インド地域にかけての沼地に生息する。 (credit:Wikimedia)
スペインオオヤマネコ(17 of17)
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【絶滅寸前】イベリア半島の標高400〜900mにある硬葉樹からなる低木林に生息する。開発による生息地の破壊や、食料にしているアナウサギの駆除が進んだことで個体数が減少。現在は250匹ほどと推定されている。 (credit:Wikimedia)

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