13年前に紛失した結婚指輪、なんとニンジンにはまった姿で見つかる

まるでおとぎ話のようなエピソードだ。
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まるでおとぎ話のようなエピソードだ。

カナダ・アルバータ州の田舎に住むメアリー・グラムズさん(84)が、13年前に紛失した結婚指輪を取り戻した。義理の娘が発見してくれたその指輪は――なんとニンジンにはまっていた。

この奇妙な掘り出し物を見つけたとき、義娘のコリーン・デイリーさんは、菜園で野菜を収穫中だった。菜園は105年前から先祖代々グラムズ家に伝わるものだったが、義母のメアリーさんはすでにこの地から離れていた。

カナダメディア「CBCニュース」でも語っているように、デイリーさんは発見をすぐさま家族に知らせた。

「この指輪が祖母か、もしくは義母のものだということはわかっていました。農園に住んでいた女性は他にいませんから。指輪を知っているか夫に尋ねると、『知っている』と言いました。彼の母が何年も前に畑で結婚指輪を失くして、それ以降見つかっていないというのです。そんななりゆきで、この指輪はカムバックしたんです。ニンジンにはまってね」

当のメアリー・グラムズさんは、信じられない思いだ。

「すぐに失くした指輪だとわかりました」とメアリーさん。指輪がなくなった2004年当時の状況についてこう振り返る。畑の土をぜんぶひっくり返したけど、そこで失くしたはずの指輪は一向に見つからなかった。メアリーさんはこのことを夫――5年前に他界した――にも打ち明けられなかった。ふたりが結婚する1年前、1951年から大切にしていた贈り物を失くしたなんて。

自然が生んだこの奇跡に喜びを隠しきれないメアリーさんは、指輪が今なお指にぴったりはまることを確かめて、ご満悦の様子だ。

お祝いには、ニンジンジュースがいいだろうか。

このエピソードに、思わずあなたも微笑んでしまうでしょう!1本のニンジンが、20年以上畑に埋もれて紛失していた結婚指輪を返してくれました!

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。