「社員をうつ病にする方法」ブログ書いた社労士、厚労省が調査へ

社員が自殺した場合のアドバイスも書かれていました。

愛知県の社労士が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」と題した文章をブログに公開したとして、日本労働弁護団や全国過労死を考える家族の会など6団体は12月18日、社労士の資格を管轄する厚生労働省に、監督責任を果たすよう求めた。厳格な懲戒処分を下すことを求めているという。毎日新聞などが報じた。

問題となっているのは、「モンスター社員を解雇せよ! すご腕社労士の首切りブログ」と題するブログを開設していた愛知県清須市の社労士。「うつで休職を繰り返す社員」などを「モンスター社員」と独自に定義し、「モンスター社員・首切り支援」のサービスを提供していた。

11月24日には「社員をうつ病に罹患させる方法」という記事を掲載。モンスター社員について、「なんとかうつ病にして会社から追放したいのですが、いい方法ありますか」という質問に答える形式で、「上司に文句を言うことの禁止」などを就業規則に盛り込み、「違反した場合には厳しく処罰を与えることを決めます。そして指導として本人に反省文書を書かせることです。これもバツの一つです。適切合法なパワハラを行ってください」などとアドバイスしていた。

さらに、「うつ状態というのは自分を責める病気なので、後悔の量が多ければ多いほど(過去に否定的な執着する程)発症し易い」「モンスター社員に降格減給 与えて経済的にダメージ与えます。適切な理由でっち上げましょう」「万が一本人が自殺したとしても、うつの原因と死亡の結果の相当因果関係を否定する証拠を作っておく」などともつづり、「モンスター社員に精神的打撃与えることが楽しくなりますよ」と書いていた。

朝日新聞デジタルによると、この内容に対し、ネットでは「あまりにひどい」などの批判が起き、この社労士にも「ふざけるな!」といったメールが届いたという。社労士は「怖くなった」として12月上旬にブログの内容を削除した。

日本労働弁護団に所属する弁護士らは、このブログで社労士の信用や品位を害したとして、社労士法に基づき塩崎恭久厚生労働相に懲戒を請求。厚生労働省の愛知労働局は、社労士法上の「重大な非行」にあたるかどうかを調べる方針だ

問題の社労士は共同通信の取材に対し、「厳粛に受け止める。関係者の皆さまに迷惑を掛け、不快感を与えたことをおわびしたい。常識外れの態度で会社や上司が苦慮する社員に、ショックを与えて真人間になってほしいというのが真意だった」とコメントした

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すぐさま幸福度がアップする簡単な方法
にっこりする(01 of17)
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何か肯定的なことを考えてにっこりすると、実際に幸せになるという調査結果がある。笑顔は、肯定的な記憶を活性化するという調査結果もある。 (credit:Gettystock)
エクササイズする(02 of17)
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エクササイズを行うと、エンドルフィンが出ることがわかっている。\n (credit:Gettystock)
祈る(03 of17)
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宗教的行為は幸せを増進させ、祈りはストレスを軽減させることが、複数の調査結果から明らかになっている。 (credit:Gettystock)
声をあげて笑う(04 of17)
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声をあげて笑うと、ストレスが軽減され、不安や鬱状態が軽減される。 (credit:Gettystock)
自然のなかですごす(05 of17)
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自然のなかで過ごすと、心身の健康状態にプラスの効果がある。\n (credit:Gettystock)
ほかの人に親切にする(06 of17)
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ほかの人に親切にすると自分も幸せになることが研究結果がわかっている。 (credit:Gettystock)
楽しい音楽を聴く(07 of17)
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(credit:Gettystock )
姿勢よく、大きな歩幅で、腕を振って歩く(08 of17)
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姿勢よく、大きな歩幅で、腕を振って歩くと、うつむいて歩いた人より幸せな感じが高まるという調査結果がある。 (credit:Gettystock)
瞑想する(09 of17)
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(credit:Gettystock)
感謝の日記をつける(10 of17)
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感謝する習慣があると、幸せ度が高まるという調査結果がある。\n (credit:Gettystock)
旅行について考える(11 of17)
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旅行の計画について考えると、旅行するのが2カ月後であっても、幸せ度がアップするという調査結果がある。 (credit:Gettystock)
動物と遊ぶ(12 of17)
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動物と遊ぶと、脳の左半球が刺激され、喜びや幸せ度がアップするという研究結果がある。 (credit:Gettystock)
昼寝する(13 of17)
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昼寝をすると、記憶力や全体的な気分が向上する。 (credit:Gettystock)
お茶の時間を楽しむ(14 of17)
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日々のちょっとした瞬間を楽しむことで、脳の「配線」が否定的なものから肯定的なものに変化すると心理学者は述べる。 (credit:Gettystock)
ボランティア活動をする(15 of17)
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ボランティア活動をすると鬱状態が改善され、幸福度が向上し、長生きにもつながるという調査結果がある。 (credit:Gettystock)
セックスする(16 of17)
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1週間に4回以上セックスしている人は、より幸せで、ストレスが少ないだけでなく、お金もたくさん得ているという調査結果がある。循環系や免疫系にもよい影響があるという。 (credit:Gettystock)
幸せな記憶を思い出す(17 of17)
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幸せな記憶を思い出すと幸せになり、将来に対しても楽観的になるという研究結果がある。 (credit:Gettystock)

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