46キロの減量に成功した男性 「毎日ピザを食べていた」

料理人のパスクアーレ・コッゾリーノさんは46キロの減量に成功したという。そんな彼が毎日食べていたのは…「ピザ」。 一体どういうことだろうか。

1月はタコス・ダイエット、2月はピザ・ダイエット。一体2016年のダイエット・トレンドはどうなっているのだろうか。

2月3日、アメリカのテレビ番組「グッドモーニング・アメリカ」に料理人のパスクアーレ・コッゾリーノさんが出演した。そこで彼が語った驚きのダイエット方法が話題になっている。

2015年の夏以降、彼は毎日ピザを食べながら101ポンド(約46kg)の減量に成功したというのだ。

身長約198センチのコッゾリーノさんは、4年前にイタリアからアメリカに移住した。好物のジャンクフード、炭酸飲料、揚げ物を好きなだけ食べ、気がつけば体重が168キロまで増えていたという。

しかし、医者にこのままでは心臓病になる危険性があると言われたことをきっかけに、コッゾリーノさんはダイエットを決意。イタリア出身のコッゾリーノさんが考えたダイエット方法は、これまでにないほどイタリアンなものだった。

ピザを毎日食べたといっても、ミミまでチーズが詰まった高カロリーピザをがつがつ食べたわけではない。彼は小麦粉と水、海塩、イーストのみを使って自分でピザ生地を作り、その上にトマトソースとバジル、フレッシュなモッツァレラチーズをトッピングした。コッゾリーノさんのナチュラル・ピザはどれも600キロカロリー以下だという。

また、コッゾリーノさんはそれを他の健康的な食習慣と組み合わせた。例えば、朝食には複数の穀物が入ったシリアルとフルーツ、そして夕食は、魚介類、サラダ、ワインのようなものを取り入れた。ニューヨーク・ポストによれば、コッゾリーノさんはキックボクシングのクラスも受講し始めたという。

「ダイエットの錠剤や魔法の粉といったものを飲んではいけません。新鮮な食べ物こそ最高の薬なんです」と、彼はフリーペーパーのメトロ誌に対して語った。

しかし、以前のジャンクフード中毒はどこへ行ってしまったのだろうか?

「ピザを食べていれば、他は何もいらないんです」

なるほど。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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長生きするための17の食材
ベリー(01 of13)
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甘いイチゴやブルーベリーは、豊富な抗酸化物質が含まれており、老化防止に役立つ。とりわけベリーは、脳機能と筋肉維持をサポートする抗酸化物質アントシアニンを含む (credit:JULIA KHUSAINOVA VIA GETTY IMAGES)
ダークチョコレート(02 of13)
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素晴らしいニュースから始めよう。ダークチョコレートには、フラボノイドと抗酸化物質が含まれていて、どちらも炎症を抑え、血栓防止する効果がある。\n\n研究によると、炎症は、加齢や加齢性疾患と関わりがあり、抗炎症作用のある食品は、長寿の鍵となる。 (credit:MIRIAM2009 VIA GETTY IMAGES)
ブロッコリー(03 of13)
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ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、スルフォラファンなどの、がんを予防する化学物質を含んでいる。ある研究では、ブロッコリーを食べる人は、食事に(ブロッコリーを)含まない人よりも長生きすることが発見された。\n (credit:DANIEL GRIZELJ VIA GETTY IMAGES)
ナッツ類(04 of13)
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最新の研究では、毎日ひと握りのナッツ類を食べることには寿命を延ばす効果があるという。とくに、ナッツ類を食べる人は、糖尿病やがんのような、命に関わる病気で死亡するリスクが低くなることがわかった。 (credit:ZOONAR/PHOTOGRAPHER: MARKUS GANN VIA GETTY IMAGES)
トマト(05 of13)
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このジューシーな野菜は、人の健康に大きく関わってきた。アメリカ人はたくさんのトマトや、トマト製品を食べるが、それは良いことだ。トマトは、一部のがんや心血管性疾患、骨粗鬆症などにかかるリスクを低減することがわかっている。トマトはビタミンCが多く含まれ、リコピンと呼ばれる抗酸化物質を豊富に含んでいる (credit:BIG CHEESE PHOTO VIA GETTY IMAGES)
オリーブオイル(06 of13)
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地中海の食材は、主役のオリーブオイルが、世界で最も健康的な食事法の一つとして脚光を浴びてきた。オリーブオイルの脂質は、加齢による認知機能の低下を防ぐ効果があるという。 (credit:BRIAN HAGIWARA VIA GETTY IMAGES)
クランベリー(07 of13)
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タルトを食べるときは、クランベリーが乗っているものを選ぼう。ベリーは健康長寿を支える抗酸化物質を含む。そしてさらには、ある研究では、オレガノとクランベリーを混ぜたものがショウジョウバエの寿命を延ばすことが発見された。\n\n研究グループは、その植物の混合物が人間に対しても同様の効果を持ち、加齢性疾患を避けるのに役立つと述べた。 (credit:MAXIMILIAN STOCK LTD. VIA GETTY IMAGES)
緑茶(08 of13)
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コーヒーをお茶に替える必要はないが、日々の飲みものに、緑茶を加えるといいだろう。カテキンを含む緑茶や紅茶は、あなたの心臓を守る作用がある。\n\nある日本の研究では、緑茶を大量に飲む人、または1日に最低500ミリリット程度を飲む人は、心臓疾患や心臓発作のリスクが低く、より長生きする傾向があるという。\n (credit:ANDREW UNANGST VIA GETTY IMAGES)
ニンニク(09 of13)
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ニンニクは、風味のあるどんな食事もより良いものにするものだが、それをそこに添えてもなお良い。それを食べることには寿命を延ばす潜在力がある。ニンニクには抗酸化物質が詰め込まれていて、血圧の調整に役立つと考えられている。 (credit:LS9907 VIA GETTY IMAGES)
ホウレンソウ(10 of13)
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最近の研究で、豊富なビタミンKを含むホウレンソウ(青菜)を食べることは、加齢による認知機能の低下を防止する効果があるという。 (credit:RACHEL HUSBAND VIA GETTY IMAGES)
リンゴ(11 of13)
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リンゴは、抗酸化物質を豊富に含む素晴らしい食品だ。リンゴの栄養をちゃんと摂取するために、必ず皮を食べるようにしてほしい。そこには多くの栄養素が含まれている。リンゴは食物繊維を含み、消化器官の健康維持や心臓疾患の防止の効果があるという。 (credit:JUPITERIMAGES VIA GETTY IMAGES)
アスパラガス(12 of13)
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アスパラガスの茎は、“抗酸化物質の母”といわれるグルタチオンを豊富に含む。それは心臓疾患や認知症、がんのリスクを低減する。また、アスパラガスに含まれる葉酸は、認知機能を支える効果があり健康な脳づくりをサポートする。 (credit:JUPITERIMAGES VIA GETTY IMAGES)
キムチ(13 of13)
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キムチやサワークラウト、ヨーグルトなどの発酵食品に含まれる善玉菌は、不安や憂鬱などの症状を抑制する効果があることがわかった。さらに良いことに、ほとんどのキムチにはニンニクを含まれるため、その強力な抗酸化物質も一緒に食べられる。ある研究では、キムチに含まれる善玉菌のひとつ、乳酸菌が結腸がん防止に役立つという。 (credit:RUNPHOTO VIA GETTY IMAGES)
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