「生理は病気じゃない」教師から3kmマラソンを強要された経験を描いた漫画に共感広がる

「生理が病気でないなら臨月でマラソンさせても問題ないという理屈が通ってしまう」
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Twitter/yuduki_emi

生理痛で苦しんでいるときに体育の教師から3キロマラソンを強制された思い出を描いた漫画が、Twitterで話題になっている。

漫画にしたのは、北海道に住む30代の「くう」さん。次のような言葉とともに、Twitterに投稿した。

「『男性は生理痛の辛さを解ってくれない』とよく言われますが、男性だろうと女性だろうと人の痛みを理解できないと言う人間は一定数いるんだなと思った高校時代のわたしの実録漫画です」

■「生理は病気じゃない」と体育教師

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■「一緒に歩こ!!!」友人と2時間かけてコースを歩いた

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■「学校最低記録」と怒られるも...

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「くう」さんに漫画を書いたいきさつや伝えたかったことを尋ねた。

「以前から家族や仕事について面白い事があったらネタにして漫画を描いていたのですが、ここ最近Twitterで生理痛に悩む女性の愚痴や理解がない男性に対する不満のツイートを目にして、自分も共感していました」

「ですが、ふと自分の経験を振り返ると、男性よりも女性の無理解の方がずっと心に残っていることに気付きました。男性ばかり責めるのは違うんじゃないか?と思い、ペンを走らせた次第です」

「最初はただ自分の経験を伝えたかっただけでしたが、色んな方から同じ様な体験談をいただいて、こんなにたくさんの方が体育で同じ様に苦しんでたんだ!と驚きました」

「これから先同じ様に辛い思いをする子が少しでも減る様に、わたしの拙い漫画で問題を意識してくれる方が増えてくれたら嬉しいです」

「これから体育の先生になろうとしている人達に、生理痛で苦しんでいる子を更に苦しめる様なことをしない先生になって欲しいと伝えたいです」

■「重い生理は、受診を」と医師

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宋美玄さん

「漫画で『生理は病気じゃないから』と教師が言っていますが、体調が悪いのに強要するおかしさがエピソードに現れています。病気じゃないという理屈が通るなら、妊娠も病気ではないので、臨月の女性もマラソンさせても問題ないという理屈が通ってしまう。生理痛による不調を訴える生徒がいたら、自己申告で休ませる必要がある」と話す。

同時に、こうも指摘する。

「マラソンを休まなければならないほど、日常に支障を来たす生理痛があるのは『普通』『当たり前』ではありません。月経困難症という治療対象のもので、子宮内膜症などの可能性もある。生理が重い人は、それが普通と考えず、病院に来て治してほしい」

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