衆議院選北海道5区補選から見えた、民進・共産連合への大いなる違和感

ルビコン川を渡って遠いところに行ってしまったなあ...と、まあ非常に感慨深いものがありました(悪い意味で)。

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

政界関係者が大注目していた北海道5区の補選は、22時半前には

自民党の和田候補に当確が出る形で決着がつきました。

(京都の方は、結果が見えていたので...)

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最終結果が出るのは日付が変わった頃になる模様ですが、

2014年衆院選で「与党VS野党」でついていた5000票差よりも、

その差はかなり開くのではないかと思われます。

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今回の結果をどう見るかにはかなりの個人差があると思いますけど、

私としてはやはり最後の最後まで、共産党を含めた「野党連合」への

大きな違和感を拭い去ることができませんでした。

保守政治家であるはずの前原誠司氏は、

「22年間政治家をやっていて、共産党と一緒に訴えるのは初めて」

と語ったそうです。

ルビコン川を渡って遠いところに行ってしまったなあ...と、

まあ非常に感慨深いものがありました(悪い意味で)。

「え、なんで共産党と組むのはそんなにダメなの?同じ野党でしょ?」

と思う方は、特に若い人を中心に多いかもしれません。

しかし共産党は、良くも悪くも特別な存在と言えます。

ちなみに先に言っておきますと、

私は政策や議会活動に関しては是々非々です。

私ほど、都議会で共産党を評価している議員はいないと思います(笑)。

ですが、共産党が「政党」として持つイデオロギーは、

他のあらゆる政党と一線を画しています。社会主義革命を党綱領に掲げ、

天皇制を否定し、党上層部はいまだにゴリゴリの人々が多く残っています。

その思想自体の是非についてはここでは論じませんが、

この個性こそが共産党を共産党たらしめてきたものです。

「反◯◯」という一点で政策はおろか政治思想すらかなぐり捨て、

まったく異なる政党が手を結ぶことは、私は政治の自殺だと思います。

日本にいま必要なのは、健全なリベラル政党です。

(個人的には、保守改革の政党がもう少し大きくなって欲しいけれど)

新たに誕生した新党・民進党は、目先の選挙のために、

何か大きな大きなものを失っているのではないでしょうか。

その証左として、これほどの注目を浴びる選挙でありながら、

投票率はわずかに前回を下回りました。

「自民党は嫌だけど、入れるところがない」

という有権者も、かなりの数がいたことが推察されます。

「自民党に勝てる、新しい選択肢を」

とうたいながら、自ら選択肢を無くしている。

私には、そんな気がしてなりません。

参院選まで、残り二ヶ月あまり。国政の状況を注視しつつ、

この状況下で私が政治にできることを考えていきたいと思います。

それでは、また明日。

(2016年4月28日 「おときた駿オフィシャルブログ」より転載)