出身地が当たると評判の「方言チャート」が進化。挑戦の結果は...

アップデートされた「方言チャート」にハフポスト日本版編集部9人が挑戦した。
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2択の質問に答えていくと回答者の出身地を当てることができると話題になった「出身地鑑定!方言チャート」を提供する東京女子大学・篠崎晃一教授のゼミが5月16日、新サービスを発表した。

方言チャートが初めて公開されたのは2013年。篠崎ゼミの発表によると、サービス開始から4年間でのべ1000万人が利用したそうだ。

利用者からのフィードバックを元に、さらに高い精度で出身地を当てられるようになったとのこと。

■新サービスの内容は?

篠崎ゼミの発表によると、新サービスにはこれまでの方言チャートにいくつかのアップデートが加えられているということだ。

「島根と鳥取」「山形と新潟」「大分、熊本、鹿児島」といった近接県の振り分けを強化するために質問を追加し、差し替えた。

また、都道府県内を更にいくつかに細分化するエリアの分割方法を、県民の感覚に沿う形に変更するなどの修正を加えた。

■ということで、やってみました。

ハフポスト日本版編集部では、早速アップデート版を試してみた。

結果は、9人中8人の出身地が正しく判定され、正答率は89%だった。

正解したのは、北海道、新潟県、神奈川県、埼玉県、岐阜県、福岡県、鹿児島県(2人)の出身者。

唯一不正解だったのは広島県福山市出身の私だった。

▼広島出身の私が挑戦。こちらの画面から診断スタート。

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▼2択の質問に答えている最中の画面。

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▼回答していくと、途中で「愛媛県突入!」の文言が現れた。「あれ、わたし広島なんですけど、愛媛フラグが立ってます」

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▼結果は愛媛県だった。「やはり…愛媛と出てしまいました〜」

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さらなるアップデートに期待したいところだ。

編集部内で議論が巻き起こったのはやはり「世代」や「県境」の話だった。

「僕らの世代までは使うけど、その下はもうこの言葉使わないなぁ」、「埼玉や神奈川にも方言ってあるの?」、「広島っていっても安芸と備後は全く違う国(いやそもそも愛媛って出ましたけど)」

といった声があがった。

自分の出身地は言い当てられるのか、チャレンジしてみては。

▼日本各地のご当地お菓子 画像集が開きます▼

日本各地のご当地お菓子 画像集
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ぼんち株式会社(本社・大阪市淀川区)\n昭和38年(1963年)販売していた「揚小丸」を「ぼんち揚」と命名\n(ホームページより) (credit:bonchicorp.co.jp)
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株式会社マスヤ(本社・三重県伊勢市)\n昭和44年(1969年)発売\n(ホームページより) (credit:masuya.co.jp)
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酒田米菓株式会社(本社・山形県酒田市)\n昭和37年(1962年)発売\n(ホームページより) (credit:酒田米菓株式会社)
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竹下製菓株式会社(本社・佐賀県小城市)\n(ホームページより) (credit:takeshita-seika.jp)
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梶谷食品株式会社(本社・岡山県岡山市)\n(ホームページより)\n (credit:kajitani-shokuhin.co.jp)
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松岡製菓(本社・大阪市住之江区)\n昭和33年(1958年)から「ポンせんべい」の製造開始\n(ホームページより) (credit:mangetupon.co.jp)
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谷田製菓株式会社(本社・北海道夕張郡)\n大正12年(1923年)発売\n(ホームページより) (credit:kibidango.co.jp)
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野村煎豆加工店(本社・高知県高知市)\n昭和30年(1955年)頃から販売\n(ホームページより) (credit:nomura-net.co.jp)
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松永製菓株式会社(本社・愛知県小牧市)\n昭和41年(1966年)発売\n(ホームページより) (credit:matsunaga-seika.co.jp)
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植垣米菓株式会社(本社・兵庫県神戸市)\n昭和5年(1930年)発売\n(ホームページより) (credit:flickr / jetalone)


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