映画『Jobs』予告編が初公開

映画『Jobs』の初の予告編が公開された。アップルの共同創設者である故スティーブ・ジョブズをアシュトン・カッチャーが演じる伝記映画だ。

映画『Jobs』の初の予告編が公開された。アップルの共同創設者である故スティーブ・ジョブズをアシュトン・カッチャーが演じる伝記映画だ。

当初は4月19日(米国時間)に公開が予定されていたこの作品は、3月に、公開日未定の延期となった。これは、映画を制作していたOpen Road社が、適切なマーケティングをするための時間を十分に取れなかったためだ。

新しい予告編によれば、公開日は8月16日になっている。

カッチャー演じるジョブズ氏が、「我々は、小さなディテールをいつまでも記憶に残るものにしなければならない」と語り、文字の書体に興味を示さないスタッフを追い出す場面。背後で聞こえるのは、『Can't Hold Us』だ。[「マックルモア&ライアン・ルイス」による曲で、2013年5月の全米シングルチャートで4週連続1位となった。予告編49秒ころから聞こえる]

この映画は、「アップルを再びクールにする」だろうか。

以下のギャラリーでは、ジョブズ氏の名言をいくつか紹介する。

スティーブ・ジョブズ 名言集
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「われわれは数字について心配したことはない。市場において、アップルは製品に焦点を当てている。それは、製品こそが実際の違いになるからだ。(中略)広告キャンペーンは競争に必要だ。IBMの広告は至るところにある。しかし、優れた広報活動は人々を教育する。それがすべてだ。このビジネスで人々をだますことはできない。製品を物語るのは製品自体だ」\n-- 『Playboy』紙のインタビュー(1985年)\n (credit:Getty)
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「私が信念にしてきたのは、集中と単純さだ。単純さは複雑さよりも難しいことがある。単純にするには、自分の考えを明快にするよう懸命に取り組まなければならない。そして、それにはそれだけの価値がある。いったんそこにたどり着けば、山をも動かせる」\n-- 『BusinessWeek』誌のインタビュー(1998年5月) (credit:Getty)
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「近い将来、ほとんどの人が家庭用にコンピューターを買う最も大きな理由は、全国規模の通信ネットワークに接続することになる。我々は、電話と同じくらい大きな、真の革新がまさに始まろうとする局面にいるのだ」\n-- 『Playboy』誌のインタビュー(1985年) (credit:Getty)
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「我々の結婚については10年以上秘密にしてきた」\n-- ジョブズ氏とビル・ゲイツとの関係における「最大の誤解」に関する、技術系コラムニストカラ・スイッシャーの質問に対するジョブズ氏の回答(2007年5月) (credit:Getty)
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フォーカスグループ(グループ対話形式で自由に発言してもらう手法)によって新しい製品を設計するのは実に難しい。多くの場合人々は、実際に製品を示されるまで、何が欲しいのかわかっていないのだ」\n-- 『BusinessWeek』誌のインタビュー(1998年5月) (credit:Getty)
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将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることが、いずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。\n-- スタンフォード大学卒業式でのスピーチ(2005年6月)\n (credit:Getty)
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ぼくのセックスライフは最近とてもうまく行ってるよ。きみは?\n-- グーグルとの関係で「裏切られた」と感じているかという、ウォルト・モスバーグからの質問に答えて(2010年6月)「彼らはわれわれと競合する道を選んだ。われわれは検索ビジネスに入っていったことはないのに」とも述べている。 (credit:Getty)
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自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。\n-- スタンフォード大学卒業式でのスピーチ(2005年6月)\n (credit:Getty)

[Christopher Rosen(English) 日本語版:平井眞弓、合原弘子/ガリレオ]