内村航平が金メダルを披露、帰国して最初に食べたものは...【リオオリンピック】

内村が東京タワーをバックに、まっすぐキレイに伸び上る倒立を披露すると、会場からは大歓声が湧き起こった。

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体操・内村航平選手、「これからの4年間が大事」金メダルを子どもたちに報告

リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)でアテネ以来、3大会ぶりに団体金メダルを獲得した日本男子体操チームのメンバー5人のうち、コナミスポーツクラブに所属する内村航平、山室光史、田中佑典、加藤凌平の4選手が28日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われたイベントに登場した。

イベントは、東京タワーを望む本社7階の屋上で行われ、子どもたちからの質問に答える“緊急記者会見”と、子どもたちを対象にした“体操教室”の2本立て。「日本に帰ってきて最初に食べたものは?」という質問に、田中は「コンビニのデザート。日本のちょうどいい甘さのスイーツが食べたかったんです。食べたときは金メダルを獲ったときと同じぐらい幸せでした」。

続いて、加藤は「地元のお祭りに行ったので屋台を食べ歩いて日本を感じました」、山室は「日本のおいしい果物です」、そして内村は「お寿司です。金メダルを獲ったらお腹いっぱい食べようと思っていたので。大好きなアジをたくさん食べました」と答えた。

体操教室では、逆上がりと倒立をレクチャー。内村が東京タワーをバックに、まっすぐキレイに伸び上る倒立を披露すると、会場からは大歓声が湧き起こった。最後は会場に集まった子どもたち全員と選手4人が記念撮影。憧れの金メダリストと“共演”した子どもたちにも、笑顔がこぼれていた。内村も「子どもたちと触れ合って、オリンピックで夢や勇気などを伝えられたと実感できたので、良かった」と満足げに笑っていた。

イベント後、改めてリオ五輪を振り返り、「『良かった』としか言いようがないです。あんなに濃い1ヶ月を過ごしたのは初めてでした。応援してくれた人たちから『おめでとう』と言われて、自分たちが金メダルを獲ったんだな、と実感しています」と喜びかみ締めた。

4年後の東京五輪にも言及し、「自分の生まれた国で(五輪が)開催されるので今回のリオ以上にもっともっと見ている人たちに感動を届けられるような大会になればいいと思います。自分が出られるか、まだわからないですけど(笑)。2020年には完全に体操の人気が盛り上がっていないといけないと思うので、これからの4年間が大事かなと思います」と話していた。

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