くまモン、巨大な「田んぼアート」に 熊本

稲穂が色づき始めた9月12日、熊本県玉名市の「たまな稲(いいね)!田んぼアート」プロジェクトの一環で、熊本県の人気キャラクター・くまモンの巨大な「田んぼアート」が出現した…
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玉名地域振興局

稲穂が色づき始めた9月12日、熊本県玉名市の「たまな稲(いいね)!田んぼアート」プロジェクトの一環で、熊本県の人気キャラクター・くまモンの巨大な「田んぼアート」が出現した。

田んぼアートとは、田んぼをキャンパスに見立て、葉や稲穂の色が異なる稲を使って絵を描くこと。広さおよそ40アールの水田に、20メートルの大きさのくまモンが温泉につかってくつろぐ様子が表現されている。

くまモンの田んぼアートは、地域を盛り上げようと熊本県北稜高等学校の農業クラブが企画。稲穂の成長とともに絵が浮き上がるように、うるち米や古代米など7種類の稲を植えて、くまモンが温泉でくつろぐ様子をデザインした。

12日に行われた鑑賞期間オープニングイベントには、蒲島郁夫・熊本県知事やくまモンも訪れ、田んぼに描かれた絵を眺めた

NHKニュースによれば、田んぼアートを企画した北稜高校造園科の山本聡士君は「これから見ごろを迎える田んぼアートをたくさんの人に見に来てほしいです」と話していたという。

今後も、田んぼアートを鳥から守る「くまモン案山子コンテスト」や「熱気球に乗ってくまモンを見るモン」などのイベントが予定されている

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山形県米沢市の水田に、大河ドラマ「八重の桜」の主人公の新島八重が浮かび上がった。同市は八重が戊辰戦争後の1年を母親と過ごしたとされるゆかりの地。色が異なる苗を植えた「田んぼアート」はこの時期が最も鮮やかで、特設の展望台からは白い鉢巻き、着物姿で銃を構える八重の姿がくっきり。稲穂が実るにつれ黄金色に染まり、2013年10月6日の稲刈りまで楽しめる。 (credit:時事通信社)
「田んぼアート」 (02 of07)
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見頃を迎えた「田んぼアート」=青森県田舎館村 撮影日: 2013/07/17 (credit:時事通信社)
田んぼアート(05 of07)
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