敬遠の四球を投げなくていい? MLBのルール変更に不満の声も

敬遠球の投げ損じが試合の流れを変えたケースもあると指摘する声は多い。
Open Image Modal
Texas Rangers catcher Ivan Rodriguez (L) signals for an intentional walk as Seattle Mariners' Ichiro Suzuki bats in the seventh inning of their MLB American League baseball game in Arlington, Texas September 12, 2009. Ichiro picked up hits in his first two at bats to pull within two hits of 200 hits on the season in his quest to become the first player in MLB history to hit for two hundred hits in nine seasons.REUTERS/Mike Stone (UNITED STATES SPORT BASEBALL)
Mike Stone / Reuters

メジャーリーグは「敬遠四球の成立方法の変更」という、大きなルール変更をしようとしている。

投手がストライクゾーンの外に4球投げなくても、ベンチからの合図があれば敬遠が認められることになると、21日にESPNが報じた。

ESPNによると、メジャーリーグ機構と選手会がこの変更に同意し、今シーズンから導入される予定だという。

メジャーリーグは試合時間の短縮を目指してきた。

しかしウォールストリート・ジャーナルによると、この変更で時間を短縮できるのは1試合あたり平均14秒ほどだという。

ファンはこの変更を快く思っておらず、敬遠球の投げ損じが試合の流れを変えたケースもあると指摘する声は多い。

その昔、ミゲル・カブレラが敬遠球をヒットにしたことがあったな。

おっと!ロナルド・ベリサリオが敬遠を暴投して相手に得点を与えた

敬遠球が122メートルの犠牲フライになった場面。ゲーリー・サンチェスはどんな球でもヒットにしてしまうことを証明した。

他にも、こんな場面があった。

新しい敬遠の合図を提案する野球ファンも現れた。

敬遠のベンチからの合図はこれだよ

新ルールでは、監督がベンチから合図を送るだけで敬遠が成立することになる。

これがベンチからの敬遠の合図だ……

近年、メジャーリーグは本塁二塁へのスライディングに関するルールや2008年の歴史的な「インスタントリプレイ」(ビデオ判定)の導入など、数々の変更を行ってきた。

野球のデータベースサイト「Baseball Almanac」によると、四球が導入されたのは1889年で、同じ年に送りバントがデータとして認識されるようになった。それ以前はそれぞれ8球(1880年)、6球(1884年)、5球(1887年)のボールで打者の出塁が認められていた。

四球は捕手の大きなミット(1891年)や、インフィールドフライ(1895年)、犠牲フライ(1908年)よりも古く、コーチ(1887年)、胸当て(1885年)、15インチのキャンバスベースとホームベースの位置(1877年)よりは新しいルールだ。

この四球に関する新ルールが、スプリングトレーニングの試合から導入されるかについては明らかになっていない。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

▼画像集が開きます

野球の名言・格言
(01 of14)
Open Image Modal
「ストライクが増えるたびに、次のホームランに近づくんだ」

――ベーブ・ルース
(credit:Pinterest)
(02 of14)
Open Image Modal
「いつもベストを尽くす人は、自然にリーダーになる」

――ジョー・ディマジオ
(credit:Pinterest)
(03 of14)
Open Image Modal
「両手にキャッチャーミットをはめたまま人生を終わらせないで。何かを投げ返せないと」

――マヤ・アンジェロウ
(credit:Pinterest)
(04 of14)
Open Image Modal
「とにかくボールを握って、ストライクを投げろ。ホームベースは動かない」

――サチェル・ページ
(credit:Pinterest)
(05 of14)
Open Image Modal
「ピッチャーは、詩人のように、作られるのではなく、生まれるものだ」

――サイ・ヤング
(credit:Pinterest)
(06 of14)
Open Image Modal
「野球場のホットドッグは、リッツ・カールトンのローストビーフより美味い」

――ハンフリー・ボガート
(credit:Pinterest)
(07 of14)
Open Image Modal
「僕のモットーはバットを振り続けること。スランプに陥ったときも、気持ちが落ち込んだときも、野球以外で困ったことがあっても、できることはバットを振り続けることだけ」

――ハンク・アーロン
(credit:Pinterest)
(08 of14)
Open Image Modal
「人生は見物するスポーツではない」

――ジャッキー・ロビンソン
(credit:Pinterest)
(09 of14)
Open Image Modal
「野球は単なるイニングごとの神経衰弱だ」

――アール・ウィルソン
(credit:Etsy)
(10 of14)
Open Image Modal
「絶対にあきらめない人に勝つのは大変だ」

――ベーブ・ルース
(credit:Pinterest)
(11 of14)
Open Image Modal
「どんなに調子が良くても3分の1は負ける。どんなに調子が悪くても3分の1は勝つ。残りの3分の1で差がつく」

――トミー・ラソーダ
(credit:Pinterest)
(12 of14)
Open Image Modal
「みんな、野球のない冬に何をしているのかと私に聞いてくる。教えてあげよう。窓の外を見つめて春を待っているんだ」

――ロジャース・ホーンズビー
(credit:Pinterest)
(13 of14)
Open Image Modal
「昨日のホームランでは今日は勝てない」

――ベーブ・ルース
(credit:Etsy)
(14 of14)
Open Image Modal
「野球は90%がメンタル、残りの5%はフィジカルのスポーツだ」

――ヨギ・ベラ
(credit:Pinterest)

(スライドショーが見られない方はこちらへ)

【フリーランスの「保活」イベント3月1日開催】

ハフィントンポストでは、多様な働き方・預け方について考えるイベントを開催します。フリーランスで働く方、保活に苦労している方、フリーランスの仕事に興味がある方もぜひお越しください。詳細は下記から、またはこちらのページからご確認ください。ご参加を心よりお待ちしています。

Open Image Modal

Open Image Modal