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管理職を目指さない働き方には、これだけの可能性がある

管理職にならず、非管理職として働きつづけることのメリット・デメリットって何?
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Group of coworkers discussing project on digital tablet during informal meeting in architects office
Thomas Barwick via Getty Images

同じ会社で働き続ければ、順調に役職が上がり、年収も上がっていく。

以前は当たり前だったこんな働き方も、変化が起きています。

2015年には大手企業を中心に相次いで管理職のポスト削減が発表され、管理職になることも容易ではなくなりつつあります。

では、管理職にならず、非管理職として働きつづけることのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

各社エージェントに所属する、転職コンサルタント100名に聞きました。

非管理職のメリットは『自分の専門性を深堀り出来ること』

Q:非管理職として働くことのメリットを教えてください

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非管理職として働くメリットとして一番に挙げられるのは、『自身のスキルや知識を深堀りすることが出来ること』。

管理職の宿命とも言える過大な業務責任や社内の調整ごとに煩わされることが少ないため、自分の専門スキルや技術・知識を高めていくことに集中出来ると言えそうです。

コンサルタントからは、以下の様な意見をいただきました。

管理職が、待遇のヒエラルキーという会社は既に古い。スペシャリストで高待遇の会社も増えているし、それが当たり前。

『年収が大幅には上がらない』ことが一番のデメリット

Q:非管理職として働くことのデメリットを教えてください

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一方、デメリットとして一番多く挙げられたのは『年収が大幅には上がらないこと』。賞与額や昇給率、手当てなどを考えると、やはり管理職の方が年収は高くなります。

次いで挙げられていたのが『人材の育成やマネジメントの知識が身につかない』『業務への裁量がない』という業務範囲に関する内容です。

「将来的に歳を重ねて転職の幅が狭まる」というコンサルタントからの意見も出ており、職種や業務内容によっては管理職を目指すという選択肢も必要なのかもしれません。

企業の在り方や働き方が多様化しているからこそ、管理職・非管理職のどちらの働き方が良いという定義もしにくくなっている昨今。それぞれのメリット、デメリットを理解した上で、自ら積極的にキャリアを考えていく必要がありそうですね。

それでは。

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