アップル OS X 10.10 Yosemite 発表

アップルがiOS 8 を発表しました。iOS 8 では通知センターやSafari などユーザー向けの機能に加え、開発者向けの機能も大幅に強化されました。
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開催中の開発者イベント WWDC 2014 キーノートプレゼン (中継)より。アップルがOS X 10.10 Yosemite を発表しました。Yosemite はUI がiOS 7 に近いフラットで半透明を多用したデザインになったほか、iOS 機器との連携強化など、様々な新機能が追加されています。

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Yosemite では新たにDark Mode を搭載し、ツールバーは従来の半透明ホワイトとダークグレイから選択可能になりました。また、フォントを新しくしたほか、Dock やアイコンも iOS に近いよりフラットなデザインとなりました。

通知センターにはカレンダー、リマインダー、メモ、ニュースなど必要な情報が一目でわかるToday ビューを追加。

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Today ビューには天気やスケジュールなどのほか、株価、電卓や、ESPNスポーツセンターなどのサードパーティ製ウィジェットも追加できます。

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Spotlight はメガネをクリックで画面の真ん中に大きく入力フィールドが開き、ネット上のコンテンツから各ソフトウェアのドキュメント、スケジュール内の予定、アドレス帳などを横断して検索します。

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アプリを検索すると、そのアプリで最近編集した文書を一覧表示。ドラッグ&ドロップで単位換算も可能。

人物名を検索すれば、アドレス帳やWikipediaなどのネットコンテンツ、カレンダーからも検索します。たとえば "Sushi"という単語を検索すれば、地図やYelpから近所の寿司店を見つけられます。映画タイトルを検索すれば、上映中の映画館やiTunesストアからも探しだしてくれます。

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タイトルバーはコンテンツに応じて変わる半透明。

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純正Mail アプリもYosemiteスタイルにアップデート。添付ファイルはiCloud 保存とリンク送信で5GB まで対応。

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新機能iCloud Drive。iCloud に保存した文書がFinderに分かりやすくフォルダ表示され、クロスプラットフォームにタグづけや検索、同期が可能。Windowsからも扱えます。

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Safari は検索窓にSpotlight 検索やお気に入りを統合したほか、WebGL やSPDY など最新技術に対応。また省電力性も向上し、ウェブ動画のストリーミング (Netflix 1080p)で最長2時間長く再生可能に。

タブは横スクロールでいくらでも追加可能、スタック表示もできます。

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新機能Instant Hotspot。Mac の近くに自分のiPhone がある場合、ネットワーク一覧にiPhone が自動表示。テザリングの手順が楽に。

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AirDrop機能の強化によって、Mac とiPhone のContinuity (連携、連続性) も強化。そのなかでも Hand-off 機能は同じ WiFi ネットワークにある Mac と iOS デバイス間でファイルの編集状態を共有出来る機能。たとえば iPhone でメールを書きかけると、Mac のドック上には編集中を表す Mail アイコンを表示。クリックするとそのまま Mac でメールの編集を続けられる。

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さらに Mac と iPhone が通話でも連携。iPhone への着信が Mac の画面に発信相手の名前とともに通知。そのままMac で受けて、Macの内蔵スピーカーとマイクで通話できます。

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MacからiPhoneを使って発信もできるので、作業中に電話をかけるときも iPhone を手に取る必要がありません。

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デモでは先日アップルの「社員」になったDr.Dreとも通話していました。

OS X 10.10 Yosemite は開発者向けに本日リリース。料金は無料。開発者以外も参加できるパブリックベータは今年の夏に開始予定。

製品版リリースは秋ごろ。

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(2014年6月3日Engadget日本版より転載)