「今すぐ実家を出なさい」無職の30歳男性に裁判所が退去通知

両親が法的手段に訴えていた。
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CBCニュースのインタビューに答えるマイケル・ロトンドさん
YouTube / CBCNews

両親の家に、家賃を払わずに8年間住んでいた30歳の男性に対し、アメリカ・ニューヨークの裁判所は5月22日、自宅からの退去を命じる判決を下した

退去を求められたのは、ニューヨーク州シラキュース近郊にある両親の家に住む、マイケル・ロトンドさん。

マイケルさんの両親クリスティーナさんとマークさんは、これまでに5通の立ち退き通知を息子に渡した。しかしマイケルさんが出て行かなかったため、5月初旬に裁判所に訴えた

マイケルさんは裁判で、過去の判例を引き合いに出して「退去するまでに6カ月の猶予期間を与えられるべき」と主張。しかし裁判官は、両親がこれまでに送った退去通知が十分に立ち退きの根拠になるとして、マイケルさんの求める猶予期間を認めなかった

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裁判の一場面
YouTube / CBCNews

■ 両親は何度も退去を求めた

CNNによると、両親がマイケルさんに最初の退去通知を出したのは2月2日。

通知書には「父さんと母さんで話し合った結果、あなたがこの家をいますぐ出ていくべきだという結論に達しました。退去までに14日間の猶予を与えます。ここに戻ることは許されません。この決定を実行するために、私たちは手段を選びません」と書かれている。

その5日後にも通知書を出し、新しい住居を見つけるために1100ドル(約12万円)を出資するとオファーした。

さらに、お金を稼ぐために仕事にステレオや武器などの所持品を売るようアドバイスし「あなたのような輝かしい職歴がない人でも、働ける仕事はあります。何か探しなさい。働かなければいけません!」と息子に伝えた。

3月に出した通知書では、自宅に放置されたままのマイケルさんの壊れた車の撤去を求め、必要であれば修理費用を助けると申し出た。

それでもマイケルさんが出ていくことを拒んだため、両親は法的手段に訴えた。

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両親の自宅
YouTube / CBCNews

■ 迷惑はかけていないと主張

裁判所による退去命令が出された後、マイケルさんはabcニュースのインタビューで上訴する意向を伝え、自分は両親に迷惑はかけていないと主張した。

「(両親の家に)住んでいることで両親に迷惑はかけていません。お金はほとんど、もしくは全然かかりません。それに、両親が私にしてきた嫌がらせを考えると、少なくとも、もう少し私を住ませて、お湯と電気を使わせるよう求められるべきです」

またCNNのインタビューでは、両親の家に住みたくはないが、いますぐ出ていくのは難しいと述べた。また、自分の両親がなぜそんなにすぐ自分を追い出したがっているか理解できないと語り、両親と和解する意思はないと伝えた。