「慰安婦問題、交渉は最終段階」韓国・朴槿恵大統領の発言が憶測呼ぶ

韓国の朴槿恵大統領が6月11日、アメリカのワシントン・ポスト紙の記者のインタビューに答え、慰安婦問題について日本との交渉が「最終段階」にあると話したことが、様々な憶測を呼んでいる。
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South Korean President Park Geun-hye delivers a speech during a ceremony marking Memorial Day at the National Cemetery in Seoul, South Korea, Saturday, June 6, 2015. South Korea marked the 60th anniversary of Memorial Day for those killed in the 1950-53 Korean War. (Kim Hong-Ji/Pool Photo via AP)
ASSOCIATED PRESS

韓国の朴槿恵大統領が6月11日、アメリカのワシントン・ポスト紙の記者のインタビューに答え、慰安婦問題について日本との交渉が「最終段階」にあると話したことが、様々な憶測を呼んでいる。その反応と背景に迫った。

朴大統領は、MERS(中東呼吸器症候群)の感染者数が韓国で拡大の一途をたどっていることを理由に、当初から予定していたアメリカ訪問を延期した。日本関連のインタビューの一問一答は次の通り。

──韓国と日本は共通の利害関係が多いにも関わらず、第2次世界大戦の歴史認識を巡って非常に緊張した関係にある。関係をどう改善するか? 安倍晋三首相と会う意向は?

歴史問題について解決しなければならない課題がある。同時に、安全保障を巡る日韓の協力関係が、歴史問題で打撃を受けてはならない。安倍首相については、何度も会う機会があった。慰安婦問題については目に見える進展があり、交渉は最終段階にある。国交正常化50年が、非常に意味ある節目になると期待できる。

──慰安婦問題は解決すべき課題と、これまでも言及している。進展とは具体的に何か?

これは水面下の交渉であり、交渉の過程を明らかにすることは差し控えたい。

──安倍首相がなんらかの謝罪をすることを望んでいるか?

日本の歴史家は世界の歴史家と同様、日本の指導者が過去の清算をすることを望んでおり、それでこそ前進することができる。しかし過去の否定や、過去に起きたことを正当化する行為が、進展の可能性を狭めてきた。慰安婦問題については、すでに生存者は52人しかいない。亡くなる前に、被害者に癒しと名誉回復をするのが日本の義務だ。

‘Eventually we will face a situation that will be beyond our control.’ - The Washington Postより 2015/06/11)

韓国政府幹部は朝鮮日報の取材に「まだ断定的に話す段階ではないが、肯定的な方向に向かっているのは確かだ」、別の関係者は「日本政府による謝罪などを期待できる。そのようなことをしないのであれば、全く意味がない」と述べたという。一方で「安倍政権との交渉はいつでもこじれる可能性がある」という外交筋の言葉も伝えている。東亜日報は「朴大統領が根拠なく言ったのではないのだから、安倍晋三首相が決断を下すことを期待する」との社説を掲載するなど、期待感がにじむ。一方で朝日新聞デジタルは、日本側の反応を以下のように伝えている。

日本側では「韓国は態度が柔らかくなってきた」(政府関係者)との声もある。ただ、突然の発言に「どういう認識で言っているのかわからない」(外務省幹部)と困惑が広がっている。

「慰安婦協議が進展」米紙に朴大統領 日本側は困惑:朝日新聞デジタルより 2015/06/13 05:00)

韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が、日韓国交正常化50年となる6月22日に合わせて訪日する方向で調整が進められており、ここで何らかの調整がなされるとの観測もある

2014/08/15 ソウル日本大使館前
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Seoul finance center前は労働組合の座り込みが昨日より続いております。しかし警備は昨日の10倍くらい、あとで何かイベントがあるのかもしれません (credit:Saori Ibuki)
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Seoul finance center前は労働組合の座り込みが昨日より続いております。しかし警備は昨日の10倍くらい、あとで何かイベントがあるのかもしれません (credit:Saori Ibuki)
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Seoul finance center前は労働組合の座り込みが昨日より続いております。しかし警備は昨日の10倍くらい、あとで何かイベントがあるのかもしれません (credit:Saori Ibuki)
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Seoul finance center前は労働組合の座り込みが昨日より続いております。しかし警備は昨日の10倍くらい、あとで何かイベントがあるのかもしれません (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:大使館は、Seoul finance centerがありソウルのビジネスの中心地ともいえる世宗大通を脇に入ってしばらく歩いたところにあります。周りにガラス張りの高層ビルが立ち並ぶなか、ちょこんとある赤レンガ創りの大使館、景色から浮いています。\n\n庄司:日本大使館前には4台の警備バスと10名弱の警備さんが準備をしています\n\n山下:日本大使館です。回りの建物に比べ、低く、地味だと感じました。 (credit:Tomoaki Shoji)
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伊吹:大使館は、Seoul finance centerがありソウルのビジネスの中心地ともいえる世宗大通を脇に入ってしばらく歩いたところにあります。周りにガラス張りの高層ビルが立ち並ぶなか、ちょこんとある赤レンガ創りの大使館、景色から浮いています。\n\n庄司:日本大使館前には4台の警備バスと10名弱の警備さんが準備をしています\n\n山下:日本大使館です。回りの建物に比べ、低く、地味だと感じました。 (credit:Tomoaki Shoji)
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日本大使館前の慰安婦像 (credit:Tomoaki Shoji)
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日本大使館前の正面は聯合ニュース (credit:Saori Ibuki)
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日本大使館前の両隣もヒュンダイなどのオフィスが入ったビジネスビル (credit:Tomoaki Shoji)
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日本大使館 (credit:Tatsuya Yamashita)
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日本大使館 (credit:Tatsuya Yamashita)
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伊吹:報道陣が増えてきました。と思いきや、欧米系の報道陣は、近くのコーヒーショップに入っていきました (credit:Saori Ibuki)
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日本大使館前。「対馬を返還せよ。日韓基本条約の再交渉、対馬の無断占有料金を1905年からさかのぼって支払え。対馬から陸上自衛隊を撤退させよ」などと書かれた横断幕。下のプラカードは「安倍は総理を辞職せよ」と書かれている。 (credit:Tomoaki Shoji)
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報道陣がスタンバイ (credit:Tomoaki Shoji)
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裏に日本大使館がある通りでは、バリケード?の準備がされています。そのバリケードの内側にさきほどのKBSの車両、広場がある感じです (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:光化門前。教皇が訪問するために、特設ステージを準備しているところだそうです。\n\n庄司:日本語を話しているメディアの方にお話を聞きました、今年はローマ法皇が来ているせいで日本大使館前ではデモが行われないかもしれないとのことです。デモに来る方は一部の市民で、一般家庭は家で過ごしていると言っていました (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:光化門前。教皇が訪問するために、特設ステージを準備しているところだそうです。\n\n庄司:日本語を話しているメディアの方にお話を聞きました、今年はローマ法皇が来ているせいで日本大使館前ではデモが行われないかもしれないとのことです。デモに来る方は一部の市民で、一般家庭は家で過ごしていると言っていました (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:光化門前。教皇が訪問するために、特設ステージを準備しているところだそうです。\n\n庄司:日本語を話しているメディアの方にお話を聞きました、今年はローマ法皇が来ているせいで日本大使館前ではデモが行われないかもしれないとのことです。デモに来る方は一部の市民で、一般家庭は家で過ごしていると言っていました (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:光化門前。教皇が訪問するために、特設ステージを準備しているところだそうです。\n\n庄司:日本語を話しているメディアの方にお話を聞きました、今年はローマ法皇が来ているせいで日本大使館前ではデモが行われないかもしれないとのことです。デモに来る方は一部の市民で、一般家庭は家で過ごしていると言っていました (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:光化門前。教皇が訪問するために、特設ステージを準備しているところだそうです。\n\n庄司:日本語を話しているメディアの方にお話を聞きました、今年はローマ法皇が来ているせいで日本大使館前ではデモが行われないかもしれないとのことです。デモに来る方は一部の市民で、一般家庭は家で過ごしていると言っていました (credit:Saori Ibuki)
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世宗文化会館前 (credit:Saori Ibuki)
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世宗文化会館前。セウォル号の犠牲者を追悼して「ごめんなさい。忘れません」と書かれている (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:世宗文化会館です。光復節のための横断幕です。今、脇には海軍とみられる兵隊さんが間隔をおいて並んでいます。慶祝式が開かれ、朴槿恵大統領が演説します。 (credit:Saori Ibuki)
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(credit:Saori Ibuki)
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小室:(責任追及のための捜査権を民間人に与える)セウォル号特別法を制定せよ!とのデモです。 (credit:Saori Ibuki)
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小室:(責任追及のための捜査権を民間人に与える)セウォル号特別法を制定せよ!とのデモです。 (credit:Saori Ibuki)
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小室:(責任追及のための捜査権を民間人に与える)セウォル号特別法を制定せよ!とのデモです。 (credit:Saori Ibuki)
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【日本大使館前】\n庄司:慰安婦像前で手をあわせる家族の方々\n\n山下:しかし注意すべきはまだ一組だということです。これだけを大々的に挙げてしまうと誤解が生じます。\n\n海外メディアは慰安婦像に向かう人などには無関心です。彼らは何を撮りたいのだろうか… (credit:Tomoaki Shoji)
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日本大使館前 (credit:Tomoaki Shoji)
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【日本大使館前】\n庄司:お参りした学生が韓国の旗を掲げていました。この韓国の旗を渡したのは2回目でテレビの方がお願いをしていました。1回目はお祈りのみ。韓国国旗を捧げている風景が撮りたかったためだと思われます。\n\n山下:取材陣は一般のふらっと来た人を撮らなかったのに、少女と慰安婦と連想しやすい画を録りました。\n (credit:Tomoaki Shoji)
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【世宗文化会館前】\n\n伊吹:セウォル号座り込み、33日目、3日目などさまざまなようです\n\nパククネという言葉だけが聞き取れました。力づよい声、怒りがひしひしと伝わってきます。 (credit:Saori Ibuki)
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【世宗文化会館前】\n\n伊吹:セウォル号座り込み、33日目、3日目などさまざまなようです\n\nパククネという言葉だけが聞き取れました。力づよい声、怒りがひしひしと伝わってきます。 (credit:Saori Ibuki)
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【世宗文化会館前】\n\n伊吹:セウォル号座り込み、33日目、3日目などさまざまなようです\n\nパククネという言葉だけが聞き取れました。力づよい声、怒りがひしひしと伝わってきます。 (credit:Saori Ibuki)
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【日本大使館前】\n\n庄司:大声で叫んでいるおばあさん。日本大使館前を何度も行ったり来たり。\n\n山下:一般の方、いかにも韓国の女子学生という二人組、いかにも韓国の伝統的衣装を来たおばあさまで三組目です。 (credit:Saori Ibuki)
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【日本大使館前】\n\n庄司:大声で叫んでいるおばあさん。日本大使館前を何度も行ったり来たり。\n\n山下:一般の方、いかにも韓国の女子学生という二人組、いかにも韓国の伝統的衣装を来たおばあさまで三組目です。 (credit:Saori Ibuki)
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山下:外国人メディアの最初の入り込み具合。途中からおばあさまの罵倒が始まり、メディアはトーンダウンしますが。 (credit:Saori Ibuki)
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韓国のグーグルのトップページ。8月15日仕様
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伊吹:韓国歴史博物館では、国旗を配っています。\n (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:韓国歴史博物館では、国旗を配っています。\n (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:タプコル公園に着きました。中からは女性の歌声が聞こえます。 (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:タプコル公園に着きました。中からは女性の歌声が聞こえます。 (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:天女のような姿の女性たちが舞を踊っています。観客席にはかなりお年をめした男性が多い印象です。\n\n庄司:日本語はちょっとはなしづらいですね…\n\n伊吹:でもジロジロ見られたりってことはないような?\n\n庄司:でも、特にしゃべっていても問題はないです (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:天女のような姿の女性たちが舞を踊っています。観客席にはかなりお年をめした男性が多い印象です。\n\n庄司:日本語はちょっとはなしづらいですね…\n\n伊吹:でもジロジロ見られたりってことはないような?\n\n庄司:でも、特にしゃべっていても問題はないです (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:天女のような姿の女性たちが舞を踊っています。観客席にはかなりお年をめした男性が多い印象です。\n\n庄司:日本語はちょっとはなしづらいですね…\n\n伊吹:でもジロジロ見られたりってことはないような?\n\n庄司:でも、特にしゃべっていても問題はないです (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:独島(日本名:竹島)を守る活動。募金集めと横断幕への署名集めをしているそうです。小室さんが韓国語で話しかけるも、彼女が日本人であることもあって、言葉と言葉の間に間をおいて、かなり選んで答えていたようです。アメリカ、日本、韓国の三国の名前を出しつつ、「わたしは戦争には反対なんです」とは言うものの、言葉を濁してらっしゃいました。\n\nまたこの活動は、セウォル号の抗議も含め、市内各地で行われている8/15行事の一環だそうです。 (credit:Tomoaki Shoji)
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伊吹:独島(日本名:竹島)を守る活動。募金集めと横断幕への署名集めをしているそうです。小室さんが韓国語で話しかけるも、彼女が日本人であることもあって、言葉と言葉の間に間をおいて、かなり選んで答えていたようです。アメリカ、日本、韓国の三国の名前を出しつつ、「わたしは戦争には反対なんです」とは言うものの、言葉を濁してらっしゃいました。\n\nまたこの活動は、セウォル号の抗議も含め、市内各地で行われている8/15行事の一環だそうです。 (credit:Saori Ibuki)
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庄司:休憩をしている方々。テレビで見ているような反日デモという感覚はなく、自分としては毎年恒例の行事に来ているような感覚です。竹島署名はありましたが… (credit:Tomoaki Shoji)
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小室:ほんの少しですが、ラッパの音に合わせて黙祷がありました。 (credit:Tomoaki Shoji)
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小室:ほんの少しですが、ラッパの音に合わせて黙祷がありました。 (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:女子中学生で会場のボランティアをやっている子たちに聞いたところ、この会は光復節に合わせて、戦争で亡くなった人を悼むのが目的だそうです。\n\n「他のボランティアには参加したことはあったけど、光復節のボランティアは初めてで、来てみたはいいもののやることがなくて困ってる。高校のカリキュラムの一環でボランティアをしなければならなかったので、光復節のイベントなら、光復節も祝えるし、ボランティアで課されている時間も埋められるし、他の選択肢も特になかったからいっか〜と思って来た」そうです。\n\n小室:ボランティア自体はポピュラーなものみたいです。 (credit:Tomoaki Shoji)
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伊吹、庄司、小室の3人は西大門刑務所へ。独立運動家など、日本の植民地時代に刑務所として使われていた。現座は「西大門刑務所歴史博物館」として、当時の拷問の様子を再現した人形などが置かれている。\n\n小室:こんなに人が多いのは初めてみました。\n\n庄司:家族連れが多く、中にはカップルや友人通しで来ている若者もたくさんいます。\n\n伊吹:緑の芝生を風船をもった子供たちが走り回り、バンドが「聖者の行進」を演奏しています。そののどかな雰囲気の一方で、敷地内にはすすけた赤レンガの刑務所が静かに立ち並ぶ。そのミスマッチ感がわたしにはとても異様に感じられるのですが、周りは完全にお祭りピクニックモードです。 (credit:Tomoaki Shoji)
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伊吹、庄司、小室の3人は西大門刑務所へ。独立運動家など、日本の植民地時代に刑務所として使われていた。現座は「西大門刑務所歴史博物館」として、当時の拷問の様子を再現した人形などが置かれている。\n\n小室:こんなに人が多いのは初めてみました。\n\n庄司:家族連れが多く、中にはカップルや友人通しで来ている若者もたくさんいます。\n\n伊吹:緑の芝生を風船をもった子供たちが走り回り、バンドが「聖者の行進」を演奏しています。そののどかな雰囲気の一方で、敷地内にはすすけた赤レンガの刑務所が静かに立ち並ぶ。そのミスマッチ感がわたしにはとても異様に感じられるのですが、周りは完全にお祭りピクニックモードです。 (credit:Tomoaki Shoji)
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伊吹、庄司、小室の3人は西大門刑務所へ。独立運動家など、日本の植民地時代に刑務所として使われていた。現座は「西大門刑務所歴史博物館」として、当時の拷問の様子を再現した人形などが置かれている。\n\n小室:こんなに人が多いのは初めてみました。\n\n庄司:家族連れが多く、中にはカップルや友人通しで来ている若者もたくさんいます。\n\n伊吹:緑の芝生を風船をもった子供たちが走り回り、バンドが「聖者の行進」を演奏しています。そののどかな雰囲気の一方で、敷地内にはすすけた赤レンガの刑務所が静かに立ち並ぶ。そのミスマッチ感がわたしにはとても異様に感じられるのですが、周りは完全にお祭りピクニックモードです。 (credit:Tomoaki Shoji)
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山下:先日、韓国の博物館を回って感じたことは、歴史博物館も含め、子供が遊ぶ場所、広場を作り、家族で来られるようにしているということです。おそらく博物館を教育の場としたいのでしょう。大人から子供まで来られるようにと。 (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:中央の木は、「痛哭のポプラ」。1923年に死刑場が建設された際に植栽されたもので、死刑場に連れて行かれる人々が最後にすがって独立の恨を痛哭したそうです。 (credit:Saori Ibuki)
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伊吹:追悼の塔。塔の手前では子供たちが水鉄砲で遊んでいました。男の一人にこの塔が何の塔か知っているか聞いてみると、「殉国先烈の塔」「さっき見たから知ってる」と答え、今日は何の日か知っているか聞くと、「戦争」と一言。近所に住んでいるそうです。 (credit:Saori Ibuki)
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山下:こちらは報道陣の張りはすでほぼなく、湿気た感じです。\nしかし先程まで熱心におじさま二人が慰安婦像の前やその後ろの看板の下で写真をとっていました。 (credit:Tatsuya Yamashita)
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伊吹:本当に街は教皇歓迎ムードですね\n (credit:Saori Ibuki)
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ちょっとドキッとする光景。女子高校生、左の子は「東海、ちゃんと知ってる?」、右の子は「独島はどの国に属するか?」という通行人アンケート中 (credit:Saori Ibuki)
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ちょっとドキッとする光景。女子高校生、左の子は「東海、ちゃんと知ってる?」、右の子は「独島はどの国に属するか?」という通行人アンケート中 (credit:Tomoaki Shoji)
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【ソウル市庁前広場】\n\nセウォル号の責任追及のための特別法制定を求める集会が盛り上がっている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\nセウォル号の責任追及のための特別法制定を求める集会が盛り上がっている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\nセウォル号の責任追及のための特別法制定を求める集会が盛り上がっている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\nセウォル号の責任追及のための特別法制定を求める集会が盛り上がっている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\nセウォル号の責任追及のための特別法制定を求める集会が盛り上がっている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\n市庁前広場からデモ行進。大統領の責任追及と特別法制定を求めている。 (credit:Tomoaki Shoji)
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【ソウル市庁前広場】\n\n市庁前広場からデモ行進。大統領の責任追及と特別法制定を求めている。 (credit:Saori Ibuki)
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【ソウル市庁前広場】\n\n市庁前広場からデモ行進。大統領の責任追及と特別法制定を求めている。 (credit:Saori Ibuki)
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話し合う日韓の学生ら。左からジェホン、ソミョン、山下、小室 (credit:Tomoaki Shoji)
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韓国側の学生。左からゴノ、ジェホン、ソミョン (credit:Tomoaki Shoji)
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日本側の学生。左から小室、伊吹、庄司 (credit:Tatsuya Yamashita)
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日本側の学生。左から小室、伊吹 (credit:Tomoaki Shoji)
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話し合う日韓の学生。左からジェホン、ソミョン、山下 (credit:Tomoaki Shoji)
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話し合う日韓の学生ら。左から小室、伊吹、庄司、ゴノ、ジェホン、ソミョン (credit:Tomoaki Shoji)
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話し合う日韓の学生ら。左からジェホン、ソミョン、山下、小室 (credit:Tomoaki Shoji)
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話し合う日韓の学生ら。左からソミョン、山下 (credit:Tomoaki Shoji)