カラオケパセラ渋谷店の「入口は施錠されておらず、闇営業でもない」。テレビ朝日社員転落で運営会社が説明

「営業時間をごまかして、協力金を詐取しようとした闇営業ではないか」というSNS上の憶測を明確に否定しました。
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東京・渋谷のスクランブル交差点(2020年8月撮影)
Valery Sharifulin via Getty Images

テレビ朝日の東京オリンピック番組スタッフが8月8日夜に「打ち上げ」と称して、東京都内のカラオケ店で飲み会を開き、9日未明に社員1人が店外に転落して緊急搬送された

「入口が施錠されていた」という一部メディアの報道と、「時短営業していると偽った闇営業をしていた」とするSNS上の憶測について、事故が起きたカラオケパセラ渋谷店の運営会社が11日、「事実無根」と明確に否定した。

 

■「闇営業」の憶測がSNSで広がっていたが明確に否定

今回の事故をめぐっては、一部メディアが「1階出入り口が閉まっていたため、2階の窓から店の看板をつたって下りようとして転落したという」と報じた。また公式サイトの一部で営業時間が午後8時までとの記載もあったことから、「営業時間をごまかして、協力金を詐取しようとした闇営業ではないか」という憶測がSNS上で広まっていた。

しかし、カラオケパセラを運営する株式会社ニュートンの広報担当者は11日にハフポスト日本版の取材に対して「入口は施錠されておらず、闇営業でもない」と明確に否定した。

担当者によると、事故が起きた時間にカラオケパセラ渋谷店は非常階段の1階出入り口も、1階の通常の出入り口も施錠はされておらず、自由に出入りできる状態だった。また、カラオケパセラ渋谷店の8日時点の営業時間は、正午から翌日の午前5時までで、テレビ朝日社員の事故が起きたのは通常営業の時間帯だったという。公式サイトの一部のページで営業時間が異なっていたのは、変更前の告知文が残っていたためと説明した。

なお、7月12日の新型コロナの緊急事態宣言に伴って、東京都は休業したカラオケ店には協力金を支給している。しかし、カラオケパセラ渋谷店は協力金を申請していなかったという。

同社のパセラ営業統括部門長・池田竜作氏の声明文も、パセラ公式サイトに掲載された。全文は以下の通り。

■【お知らせとお詫び】

8月9日からの報道にもございました通り、弊社施設カラオケパセラ渋谷店において、外階段踊り場(1階と2階の中間の踊り場)から飛び降り、怪我をされた方がいらっしゃいました。

昨日より、警察を中心に調査を行っておりますが、現時点では事件性は無いとのご報告を頂いております。多くのお客様や関係各所の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしております事、深くお詫び申し上げます。

尚、一部報道やSNS上にて鍵の施錠に関するご質問がございましたが、各階から外階段及び1階公道への避難路の安全確保に問題はございませんでした。なぜ、途中から飛び降りられたのかは、関係部署が現在調査中でございます。

また、営業協力金に関してのご質問も頂きましたが、制度に基づき適切(カラオケパセラ渋谷店は申請致しておりません)に対応致しておりますこと、ご報告させて頂きます。更に、特定業界関係者への優先対応等に関しましても、その様な事実は見受けられませんでしたが、誤解を受けるようなことが無きよう、より一層注意喚起をさせて頂きます。

最後に為りましたが、この度は多くのお客様のお気を煩わせ、また関係各所の皆さまにお手間をお掛け致しましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。

令和3年8月11日
パセラ営業統括部門長 池田竜作