渋谷ハロウィンに苦情「300件以上」中止・禁止を求める声の殺到に区役所の対応は?

「川崎のようにして」の声も。
Open Image Modal
ハロウィン当日の渋谷の群衆
Huffpost Japan

ハロウィンに人が殺到し、10月31日夜~翌朝だけで痴漢・窃盗など13人の逮捕者が出た「渋谷ハロウィン」。区の広報コミュニケーション課に寄せられている苦情は、これまでに「メールだけで300件以上」になったという。

ハフポストの取材に対して、同課の担当者が明かした。区役所の他の部署への苦情も合わせると、もっと多くなるという。

苦情で最も多くを占めていたのは、ハロウィンの中止や禁止を求める声だった。しかし、そもそもこの喧噪は区が主催しているものではなく自然に集まってきた人々だ。担当者は「そもそも難しい」と話す。

また、次いで多いのは区役所が管理してほしいという要望だ。平和に終わった川崎市のハロウィンパレードと比較する報道を受けて「川崎のようにしてほしい」という声も多かったという。

2019年以降はどうなるのか。

渋谷区の長谷部健区長は11月1日、来年以降の対策については報道各社の取材に対して「2019年2月の予算編成までに方向性を固めたい」と話している。