JR東海によると、9月26日午前9時45分ごろ、東京発広島行き新幹線、のぞみ103号の走行中の車内で、乗客がヘビを発見、車掌に通報した。持ち主は不明だという。

同社によると、車掌はヘビは茶色で長さ約30センチぐらいだったと話しているという。12号車の2列シートの窓側の席で、肘掛にからみついているのを、後ろの席の乗客が発見したという。蛇がいた席にも別の乗客が座っていたが、自分の持ち物であることを否定した。

その後も車内で持ち主がいないかを探したが、発見できなかったため、車掌が静岡鉄道警察隊に通報し、臨時停車したJR浜松駅で警察官が捕獲したという。現在は、静岡県警浜松中央署で保管されている。

【UPDATE】9月26日 15:47

朝日新聞デジタルなど報道各社は、ニシキヘビらしいと報じているが、Twitter上では「シマヘビでは？」という疑問が多数寄せられていた。

ハフポスト日本版では、財団法人日本蛇族学術研究所の主任研究員、堺淳さんにお話を伺った。

--ニシキヘビと言われていますが

映像や写真で見る限り、シマヘビの幼体（子供）でしょうね。小さいですし、今はちょうど生まれる時期ですから、今年生まれでしょうね。

--ニシキヘビではないと...

中にはあのぐらい小さなニシキヘビもいますけど、見る限り違いますね。

--シマヘビというのはペットとして飼われることが多いのでしょうか

全くないとは言えませんが、あまりペットとして飼われる種類のものではないような気がしますね。どこにでもいるヘビですから。

--ということは勝手にドアから入ってきたという可能性も？

それはわからないです。荷物に紛れたかもしれないですしね。ホームのようなコンクリートの場所までやってくるタイプのヘビではないんですが。

--人への害を及ぼす可能性はありますか。

全くないです。そんなに大騒ぎすることではないですよ。

--でもビックリしました

そうでしょうね、珍しいですね。でも心配するようなことではないですよ。

【イメージ写真】シマヘビ

JR東海の旅客営業規則では、「小犬・猫・はと又はこれらに類する小動物」は料金を支払い、容器に入れるなどの条件付きで車内持ち込みが可能だが、「猛獣・へびの類」は持ち込みが禁止されている。

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