吉田沙保里さん、福原愛さん、IOC会長も……2020年を目前に亡くなったオリンピックおじさんへ追悼のメッセージ

1964年の東京オリンピック以来、すべての夏のオリンピック開催地を訪れ、2020年の東京オリンピックも楽しみにしていた。
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2016年のリオ五輪で、レスリング会場で応援する「オリンピックおじさん」こと山田直稔さん
時事通信社

「オリンピックおじさん」として知られる山田直稔さん(92)が、3月9日に心不全で亡くなった。公式サイトで18日、「92年の応援人生を終え永眠いたしました」と報告。アスリートや国際オリンピック委員会が追悼のメッセージを送っている。

山田さんは富山県出身の実業家。1964年の東京オリンピック以来、すべての夏のオリンピック開催地を訪れ、2020年の東京オリンピックも楽しみにしていた。日の丸の扇子を手にした独特の応援スタイルが、選手たちにも親しまれてきた。

2018年に引退を発表した卓球女子の福原愛さんは「とても悲しいです。。オリンピック会場の観客席にオリンピックおじさんを見つけると異国の地でも何故だかほっとしたのを覚えています」と振り返り、「東京オリンピック楽しみにしていただろうなあ。心より御冥福をお祈りいたします。大きな大きな声援、ありがとうございました」と感謝をつづった。

今年1月に引退を表明した女子レスリングの吉田沙保里さんは、「オリンピックおじさんの突然の訃報に驚いています。毎回、オリンピックの会場でお見かけした時には勇気をもらっていました」と投稿。

2016年のリオオリンピックで、当時90歳になる山田さんは体力や治安を理由に周囲から渡航を止められながらも、吉田さんが出場したレスリングを観戦したエピソードもある。

吉田さんは「今度は一緒に東京オリンピックの会場で応援できると思っていたので、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

国際オリンピック委員会の日本語版公式アカウントも「亡くなられたと聞き、胸を痛めております。来年東京で彼にお会いできないこと、残念に思います」と、トーマス・バッハ会長名でメッセージ。

元横綱の朝青龍さんも「寂しいですね」と投稿した。