長友佑都が子育てへの思いつづる 「女性は家事や子育てをするという固定概念が正直あった」

長年の海外生活を経て感じた、「働き方」や「子育て」への考えの変化を明かした
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トルコのサッカー1部・ガラタサライに所属するDFの長友佑都選手が5月12日、母の日に寄せてツイッターに投稿した2つのツイートが反響を呼んでいる。

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ロシアW杯決勝トーナメント1回戦のベルギー戦から一夜明け、ポーズを取る日本代表の長友佑都
時事通信社

1つ目のツイートで長友選手は、「父親になってみて、母親の偉大さに更に気がつく。 世界中のお母さんに感謝。 あと俺のオカン、妻の母、そして妻の愛梨に心から感謝」と感謝の気持ちを綴った上で、「子育て環境をもっとよくしたいな。子育てし辛い事とか、もっとこうなってほしいとか、教えて欲しい。 自分に出来る事があれば行動に移したいな」と、子育て環境の向上についての意欲を語った。

このツイートには、「父親も子どもの用事(看病、行事など)で有給や休みがとれるような職場環境になってほしいです」「小さな子は預けられる託児所がスタジアムにあったら嬉しいです。その子達も窓越しでサッカーが観られるとなお嬉しい」など、様々な意見が寄せられた。

続く2本目のツイートでは、「僕は日本にいる頃、男はバリバリ働き、女性は家事や子育てをするという固定概念が正直あった。 海外に来て、彼らの家族への愛、言葉、時間の使い方をみて、自分の男としての概念が変わった。 家族のため働き、共に子育て、そして大きな愛を注ぐ。 これができる漢が日本男児。 頑張ろう!」と、海外生活を経験したことで変化した概念について綴った。

これについては、「本当にその通りだと思う」といった母親からの意見や、「自分も変わらないといけない。ありがとう長友選手!」などと父親と見られる人からのコメントもあった。

 2011年にイタリアのチームに移籍し18年からはトルコでプレーするなど、長年に渡り海外で活躍する長友選手。変化した価値観は、子育てや働き方など、変化しつつある日本の人々の心にも響いたようだ。