「どうやって子どもを守ったらいいの」川崎殺傷事件、カリタス学園の保護者がやりきれない胸中を明かす

バスの中にいた子に「私たちが頑張んなきゃ」と励ます児童の姿もあったという。
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川崎・登戸の路上で5月28日、小学生らが十数人が次々と刺された事件は、女児と30代の男性が死亡し、10人以上がけがをするという凄惨な被害を出した。

現場は、血まみれで倒れる被害者や逃げ回る児童らで混乱に包まれた。

通学中の児童や保護者を襲った悲劇に、被害児童の学校の保護者は「バス停でこんなことが起きたら、私たちはどうやって子どもを守ったらいいの」と、やりきれない心中を語った。

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現場に手向けられた花束
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 「バス停でこんなことが起きたら、私たちはどうやって子どもを守ったらいいのか」

被害児童が通っていた『カリタス学園』の保護者や卒業生によると、学校の通学には、小学生がスクールバス、中高生は市バスで利用している。死亡した6年生の女の子は、バスに乗り込もうとしたところを刺されたとみられるという。

事件が起きたバス停には、子どもと見送りに来た保護者が並んでおり、カリタス中の保護者は、「亡くなったのは小学生のお父さんだと聞いている」と話し、「カリタスは子どもの自主性を尊重するすごくいい学校。なぜこんな酷いことをしたのか、犯人の情報が知りたい」と憤った。

「学校には警備員がたくさん配置され、不審者対策もしっかりされている。でもバス停でこんなことが起きたら、私たちはどうやって子どもを守ったらいいのか」と、やりきれない心中を語った。

自転車で通勤途中だった72歳の女性は、「きゃあー」という悲鳴で振り向くと、反対側の道路に止まっているバス周辺で事件を起きているのを目撃した。

5、6人の女の子がその場にたたずみ、他にも走って逃げたり、バスの中にいた子に「私たちが頑張んなきゃ」と励ましたりする児童の姿もあったという。

付近や車道には、被害者とみられる大人数人が倒れており、白い制服が赤く染まっていた。刺したとみられる男の姿は確認できなかったという。

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取材に答える女性
Huffpost Japan

JR登戸駅を利用した大学生は、改札を出ると人混みの一角で、腹部を刺された女の子が、仰向けで酸素マスクをしているのを目の当たりにした。

大学生によると、女の子の腹から大量の血が流れ、母親とみられる泣きじゃくる女性に手を握られていたが、全く動かなかったという。

側には、右足から血を流した別の被害者の女性もいたが、「私より先にこの子を運んで」と周囲に訴え、女の子は救急車で搬送されたという。

現場の近くに住んでいる89歳女性は、午前7時半ごろ新聞を取りに家の外に出た際に、異変に気づいた。複数の人が倒れ、血だまりができ、倒れている女性の手を立ったまま握る男の子の姿もあったという。

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報道陣の取材に応じる現場近くに住む89歳女性
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