パラリンピック閉会式、映し出された「ピンク髪の女性」は誰?実は「存在しない」モデルだった

身長、体重、国籍、それに経歴などは一切不明だが...国内外でその存在感を増している。
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東京パラリンピックの閉会式が9月5日夜に開かれた。

冒頭の演出に登場した「ある女性」の存在が話題になっている。プロジェクションマッピングのようにステージに映し出されたのは、ピンク色の髪をした謎の女性。女性は会場の床を覆い尽くさんばかりに巨大にクローズアップされた。

中継していたNHKでもその正体にはすぐには言及はなく、Twitterでは「誰?」などと話題になっている。

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この女性の正体は... 9月5日 東京・国立競技場
時事通信社

この女性の正体はバーチャルモデルの「imma(イマ)」さんだ。読売新聞などが報じている。

「imma」さんは2018年にデビューした、実在しない架空の女性で、CGで作られたバーチャルモデルだ。ピンクのボブヘアが特徴で、インスタグラムのフォロワー数は34万人を誇る。

immaさんは身長、体重、国籍、それに経歴などは一切不明。Forbes Womanの「Women of the year 2020」に選ばれたほか、中国では炭酸水飲料のアンバサダーに起用されるなど、国外でもその存在感を高めている。