だるま朝日、なぜ太陽がくびれたように見える? 和歌山・新宮で現れる

和歌山県新宮市では海から昇る太陽が、海面付近でくびれたような姿になりました。
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今日5日(金)朝、和歌山県新宮市では海から昇る太陽が、海面付近でくびれたような姿になりました。このように太陽がくびれて見える朝日は「だるま朝日」と呼ばれていて、蜃気楼の一種です。

 

だるま朝日が見える原理

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だるま朝日・夕日が見える原理(模式図)
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 だるま朝日(夕日)は、秋~冬、そして春にかけて目撃されることが多く、冷たい空気と比較的暖かい海面との間に大きな気温差が生まれます。その温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い太陽がゆがんだ形に見えるのです。

今朝は風も弱く晴れていたため、地上付近の熱が上空に逃げる放射冷却が効いて、和歌山県新宮市の最低気温は15.4℃まで下がりました。比較的暖かい海面との温度差が大きくなったために、海面付近で蜃気楼が発生して、太陽がくびれたように見えたと考えられます。

 

昼間も晴天続く 一日の気温差大きい

西日本から東日本の太平洋側は、今日このあとも広く晴れて、日差しが届くところが多くなります。関東から九州にかけては、20℃前後まで気温が上がり、過ごしやすい陽気となる予想です。

朝と昼間の気温差が大きくなりますので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど、体調を崩さないようにお気を付けください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)紀州魂@わかやまさん



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