山本太郎氏、生活の党に入党 党名は「生活の党と山本太郎となかまたち」【UPDATE】

無所属で活動していた参議院議員の山本太郎氏が12月26日、生活の党に入党したことが明らかになった。
|
Open Image Modal
時事通信社

無所属で活動していた参議院議員の山本太郎氏が12月26日、生活の党に入党したことが明らかになった。山本氏の参加で生活の党は衆参両院合わせて「国会議員5人以上」の政党要件を満たすことになり、2015年の政党交付金を受け取ることができるようになった。産経ニュースなどが報じた。

党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。代表は小沢一郎氏が引き続き務める。生活は衆院選の当選者が小沢氏ら2人にとどまり、「比例代表の得票率2%以上」の条件も満たせずに政党要件を失っていた。

生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ - 産経ニュースより 2014/12/26 19:38)

山本氏は自身のブログに「今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)」と書き込んだ。

一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。

政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、などでもぶつけていきたい。圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。

悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。

僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。今までの政党の持つイメージを変えていきたい。

誰の為の政治を行うのか。政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。

国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。

(山本太郎氏公式ブログ「野良犬を保護」より 2014/12/26 20:29)

山本太郎氏の事務所スタッフには、元参議院議員で生活の党を離党した、はたともこ氏が参画している。山本氏は、14日の衆院選でも、東京12区に生活の党から立候補した青木愛候補などの応援演説を行っていた。

【関連記事】

山本太郎氏の動き 画像集
Protest against the change of Japan Security Policy(01 of18)
Open Image Modal
TOKYO, JAPAN - JUNE 27 : Yamamoto Taro of People\'s Life Party attends a rally protest in Tokyo Shibuya District, Japan, on June 27, 2015, to stand together against the change of the Japan Security Policy and the Pacifist Constitution of Japan. (Photo by David Mareuil/Anadolu Agency/Getty Images) (credit:Anadolu Agency via Getty Images)
記者団に囲まれる山本氏(02 of18)
Open Image Modal
山本太郎氏、皇室行事に出席禁止処分\n参院議院運営委員会は11月8日の理事会で、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した無所属の山本太郎参院議員に、皇室行事への出席を禁止する処分を正式に決めた。\n続きを読む\n\n山崎正昭参院議長から厳重注意を受けた後、記者団に囲まれる山本太郎氏=2013年11月08日午後、国会内 (credit:時事通信社)
厳重注意を受けた山本氏(03 of18)
Open Image Modal
山崎正昭参院議長から厳重注意を受け、議長室を出る山本太郎氏=2013年11月08日午後、国会内 (credit:時事通信社)
一礼する山本参院議員(04 of18)
Open Image Modal
山本太郎氏会見で議員辞職を否定\n参院議員の山本太郎氏が11月5日に記者会見を開き、10月31日の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題について「自分自身で職を辞することはない」と議員辞職を否定した。\n続きはこちら\n\n岩城光英議院運営委員長の事情聴取を終え、一礼をして記者会見に臨む山本太郎参院議員(中央)=2013年11月05日午後、東京・永田町の参院議員会館 (credit:時事通信社)
国会/質問する山本参院議員(05 of18)
Open Image Modal
参院内閣委員会で質問する山本太郎議員=2013年11月05日午後、国会内 (credit:時事通信社)
報道関係者に囲まれる山本参院議員(06 of18)
Open Image Modal
「過剰に問題視せずスルーすべき」ネット上でも議論白熱\n1日には参院議院運営委員会の岩城光英委員長(自民党)が山本氏に対して事情を聴いた。聴取後、山本氏は記者団の質問に答えた。\n続きはこちら\n\n参院議院運営委員会理事会の事情聴取を終え、報道関係者に囲まれる山本太郎参院議員(中央)=2013年11月1日午後、国会内 (credit:時事通信社)
記者会見する山本参院議員(07 of18)
Open Image Modal
山本太郎議員、天皇陛下に手紙手渡しで懲罰の可能性 \n天皇・皇后両陛下主催の秋の園遊会に出席した山本太郎参議院議員が10月31日、天皇陛下に直接、手紙を渡したことについて、山本氏は31日夕の会見で、「情報をお渡ししただけ」と釈明した。\n続きはこちら\n\n秋の園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことについて、記者会見する山本太郎参院議員=2013年10月31日午後、東京・永田町の参院議員会館 (credit:時事通信社)
秋の園遊会/天皇陛下に手紙を手渡す山本参院議員(08 of18)
Open Image Modal
山本太郎氏、天皇陛下に直訴 園遊会で手紙を手渡し\n秋の園遊会に出席した参院議員の山本太郎氏が10月31日、天皇陛下に直接、手紙を手渡した。国会議員が自ら天皇陛下に手紙を渡すのは極めて異例\n続きはこちら\n\n秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡す山本太郎参議院議員(左手前から2人目)=2013年10月31日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑 (credit:時事通信社)
国会・山本議員登院(09 of18)
Open Image Modal
初登院し、登院板のボタンを押す山本太郎議員=2013年08月02日午前、国会内 (credit:時事通信社)
国会・初登院の山本太郎議員(10 of18)
Open Image Modal
初登院し、支援者と記念撮影に納まる無所属で新人議員の山本太郎さん(中央)。中央右はマック赤坂さん=2013年08月02日午前、国会前 (credit:時事通信社)
参院選・気勢を上げる山本氏(11 of18)
Open Image Modal
当選確実となり支援者らと気勢を上げる山本太郎氏(手前)=2013年07月21日夜、東京都杉並区 (credit:時事通信社)
オダギリジョーさんに祝福される山本太郎さん(12 of18)
Open Image Modal
5月29日に結婚を発表した俳優の山本太郎さん(右)。韓国映画「マイウェイ 12,000キロの真実」のDVD発売記念イベントで、主演のオダギリジョーさんから花束をプレゼントされ満面の笑み(東京都港区東新橋)\n\n撮影日:2012年06月05日 (credit:時事通信社)
参院選・演説する山本氏(13 of18)
Open Image Modal
参院選が公示され、街頭演説する無所属の山本太郎氏=2013年07月04日午前、東京都新宿区 (credit:時事通信社)
首相官邸前の反原発デモ(14 of18)
Open Image Modal
首相官邸前での反原発デモに参加した俳優の山本太郎さん=2012年07月27日午後、東京・永田町 (credit:時事通信社)
原発再稼働反対集会に出席した山本さん(15 of18)
Open Image Modal
原発再稼働に反対する超党派議員などの集会であいさつする俳優の山本太郎さん(東京・永田町の衆院第1議員会館)\n\n撮影日:2012年04月19日 (credit:時事通信社)
耐性評価・取材に応じる山本さん(16 of18)
Open Image Modal
原発のストレステストに関する意見聴取会が非公開となり、取材に応じる俳優の山本太郎さん(2012年01月18日午後、東京・経産省) (credit:時事通信社)
福島原発・あいさつする山本さん(17 of18)
Open Image Modal
脱原発を目指した集会であいさつする俳優の山本太郎さん(左端)(東京・新宿区、渋谷区)\n撮影日:2011年09月19日 (credit:時事通信社)
玄海原発・山本太郎さんと市民団体(18 of18)
Open Image Modal
佐賀県庁入り口で玄海原発の再稼働反対を訴えるタレントの山本太郎さん(中央)と市民団体ら(佐賀市)\n撮影日:2011年07月11日 (credit:時事通信社)
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています