ネットいじめ「たった1回の撮影が自殺に追い込む」 ユニセフのポスターは語りかける

ユニセフによる「ネットいじめ」撲滅キャンペーンのポスターが話題だ。同級生にスマートフォンのカメラを向けた生徒たち、そしてそれを傍観する生徒もデザインされている。
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国連児童基金(ユニセフ)のチリ支部による「ネットいじめ」撲滅キャンペーンのポスターが話題だ。食堂や更衣室、体育館で、同級生にスマートフォンのカメラを向けた生徒たち、そしてそれを傍観する生徒がデザインされており、そこにはこんなキャッチコピーが書かれている。

たった1回の写メで十分

ネットいじめは、子供たちのうつ病や自殺の原因の一つになっています。もしあなたがスマートフォンを持っているなら、賢明な使い方をしてください。決して誰かの自尊心を、殺さないで。

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これらのポスターにはそれぞれ、「デブ」「オタク」「弱虫」というタイトルが付けられており、6月、世界最大級の広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2015」でアウトドア部門プレス部門の金賞を受賞した。

「Facebookで友達になってはいけない人」
知らない人(01 of05)
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2012年の研究によれば、まったく知らない人でもFacebookの友達に追加する、と答えた人は5分の1にも上る。 (credit:Getty)
あまりに友達が多い人(02 of05)
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非常にたくさんの人を(まったく知らない人も含めて)友達にしてしまうタイプの人がいる。こうした人と友達になっていると、あなたの個人情報が漏れやすくなる。特にプライバシー設定には注意すべきだ。 (credit:Getty)
恋人の「元カレ/元カノ」(03 of05)
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たとえそれらの元カレや元カノとよい関係が築けていて、彼らのデジタルストーキングを行わないというあなたの意志力が強くても、彼らと友達になっていると、コメントやら写真やら、「見せたくないもの」が見えてしまうだろう。 (credit:Getty)
上司(04 of05)
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上司と友達になっていたばかりに、まずい投稿をして会社をクビになった人はたくさんいる。\n (credit:Getty)
なんでも宣伝したがる人(05 of05)
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I実際の広告宣伝マンであれ、ミュージシャン志願者であれ、朝食に何を食べたかなどなんでも報告したがる人であれ、ただでさえ情報過多な世界をさらに情報過多にする人は避けることをおすすめしたい。そういうことが好きでない限り。 (credit:Getty)

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