「プロレスリング・ノア」元運営会社が破産 三沢光晴氏の死後に経営危機

故・三沢光晴が立ち上げたプロレス団体「ノア」の元運営会社が破産開始決定を受けました。
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時事通信社

故・三沢光晴氏が創立したプロレス団体「プロレスリング・ノア」を運営していたピーアールエヌ(東京都江東区)は2月1日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債額は調査中という。

同社は、「全日本プロレス」の人気レスラーとして活躍し、2009年に試合中に事故で亡くなった三沢氏が2000年7月、新団体の旗揚げに伴い設立。三沢氏が初代代表として、選手や職員の大半が全日本プロレス出身者で構成する「ノア」を運営した。

日刊スポーツによると、ノアは、東京・有明の「ディファ有明」を拠点に、全国各地で興行を実施。過去には小橋健太氏など有名選手が所属し、日本武道館が満員になるほどの盛り上がりを見せた。

ところが2009年、創始者である三沢氏が試合中に事故で死亡。それ以降、有名選手の退団が重なったことなどから、徐々に観客動員が落ち込み、経営危機に陥った。そのためピーアールエヌは2016年11月、破産申請の準備に入っていた。

プロレス事業は2016年、ノア・グローバルエンタテイメント(東京都千代田区)に譲渡された。同社によって、ノアの試合や大会はその後も行われている。同社はハフィントンポストの取材に対し、「ファンの皆さまに迷惑がかからないよう運営している」と話した。

■関連画像集「アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス」

アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(01 of11)
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28日午後、北朝鮮の平壌で、記者会見する張雄・国際武道競技委員会委員長(右)とアントニオ猪木参院議員(次世代の党)。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(02 of11)
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28日午後、北朝鮮の平壌に到着し、張雄・国際武道競技委員会委員長(左)の出迎えを受け、握手するアントニオ猪木参議院議員(次世代の党)。 (credit:時事通信社)
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北朝鮮の平壌に到着し、張雄・国際武道競技委員会委員長(左)の出迎えを受けるアントニオ猪木参議院議員(次世代の党)=28日午後。 (credit:時事通信社)
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28日午後、北朝鮮の平壌に到着し、張雄・国際武道競技委員会委員長(右)の出迎えを受けるアントニオ猪木参院議員(次世代の党)。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(05 of11)
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30日、北朝鮮の平壌で開催された国際プロレス大会で、あいさつを終え両手を挙げるアントニオ猪木参議院議員(次世代の党)。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(06 of11)
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30日、北朝鮮・平壌で開催された国際プロレス大会で、入場する米国のボブ・サップ選手。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(07 of11)
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30日、北朝鮮・平壌で開催された国際プロレス大会で、場外で戦う女子プロレスの選手 (credit:時事通信社)
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30日、北朝鮮・平壌で開催された国際プロレス大会で、相手選手を攻める米国のボブ・サップ選手(中央)。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(09 of11)
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31日、北朝鮮の平壌で開催された国際プロレス大会が閉幕し、あいさつを終えて気勢を上げるアントニオ猪木参議院議員(手前左、次世代の党)ら。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(10 of11)
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31日、北朝鮮の平壌で開催された国際プロレス大会が閉幕し、観客に拍手で見送られながら退場するアントニオ猪木参議院議員(左、次世代の党)。 (credit:時事通信社)
アントニオ猪木氏の団体、北朝鮮でプロレス(11 of11)
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31日、北朝鮮の平壌で開催された国際プロレス大会の2日目に白熱した試合を披露する選手たち。 (credit:時事通信社)


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