山根明会長、助成金の不正流用めぐり「時計を売って工面」⇒「そこじゃない」と加藤浩次がツッコミ。

大阪市内で日本テレビ系「スッキリ」の取材に応じました。
|
Open Image Modal
山根明・日本ボクシング連盟会長
時事通信社

アマチュアボクシングを統括する「日本ボクシング連盟」に対する告発状が提出された問題をめぐり、山根明会長が8月3日、大阪市内で日本テレビ系「スッキリ」の取材に応じた。

山根会長が冒頭で「連盟の会長として、このような騒ぎが起きたことに対して責任を感じています」と関係者に向けて謝罪の言葉を述べた後、スタジオにいたMCの加藤浩次さんから、告発状に記載された内容などについて質問が飛んだ。

助成金の不正流用をめぐり「時計を売って工面した」と話し出した山根会長に対して、加藤さんが「そこじゃない」と制止する場面もあった。

村田涼太選手に「生意気だよ」

告発を受けて、ロンドン五輪金メダリストの村田涼太選手が、自身のFacebookで「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と苦言を呈していた。

まずこのことを問われた山根会長は、「生意気だよ。あの選手はまだ社会人じゃない。現役のボクサーとしてゆうべき話じゃない」と憤りを語った。

試合用グローブなどをめぐっては、アディダス製で日本ボクシング連盟の検定品以外の使用を認めず、販売代理店「杉スポーツ」に独占販売を許可していたなどと告発状に記載されている。

山根会長はこれらの内容を否定し、次のように話した。

「急に国際ボクシング協会(AIBA)公認のグローブ以外は使用してはいけないと言われた。アディダスからたまたまメールが来ていたので、事情を聞いて使用することになった」

「(他の業者が販売)してならないとは言っていない。日本ボクシング連盟のブログで、販売したいところはいつでもやってくださいと書いてある」

一方で、グローブ代金の振込先を山根会長の孫名義の口座にした理由について、「(日本ボクシング連盟の)幹部で集まった時に、当分の間は受け皿は私にして、その間に業者を探してバトンタッチしたらいいとなった。たまたま孫に借りた」と釈明。

山根会長にお金が流れていると疑われるのではないかと問われたが、「思いません。通帳はそのまま杉スポーツに渡してます」と問題はないとする態度を強調した。

助成金の不正流用は「ありません」

告発状ではまた、日本スポーツ振興センター(JSC)がリオ五輪代表の成松大介選手に交付した助成金240万円の不正流用が指摘されており、山根会長が、他の2人の選手と3等分するよう指示したとされている。

日本ボクシング連盟は不正流用だったと認めているが、山根会長は「流用ではありません」と異なる見解を示した上で、「強化選手に3等分にしてもいいだろうという軽い気持ちでしていた」と釈明した。

成松選手に支給されるはずだった160万円を返却した理由を追及された山根会長が、息子からもらった時計を売って自分で工面したという話を始めると、「そこじゃない」と加藤さんから制止された。

最後に自身の進退について問われたが、「連盟は何の落ち度もありません」として否定した。