山手線の新型車両「E235系」2015年秋に 中吊り広告は消滅へ

来年秋に投入される山手線の新車両は、中吊りが姿を消す予定だ。
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JR East

JR東日本は7月2日、次世代の通勤電車「E235系」を開発し、2015年秋に山手線での営業運転を開始すると発表した

現在のE231系に比べ、優先席が1両あたり3席増えたほか、一人あたりの腰掛け幅が1センチ広い、46センチになるという。

また、すべての車両に1か所ずつ車いすやベビーカーを利用する乗客や、大きな荷物を持った乗客のための座席のないスペースが設けられ東京オリンピック・パラリンピックに伴う観光客の増加にも対応できるとしています。

このほか、安全性の向上のため、レールや架線に異常がないかを監視するシステムを新たに搭載しています。

また、車内に企業の広告などを表示するディスプレーの数を増やしていて、これに伴って、中づり広告が姿を消すということです。

JR東日本では、来年の秋ごろから山手線で新型車両の運行を始め、首都圏の別の路線にも順次、導入することを予定しています。

(NHKニュース「山手線 五輪見据え新型車両導入へ NHKニュース」より 2014/07/02 18:21)

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フリーゲージトレイン画像集
フリーゲージトレインの新試験車両を公開(01 of05)
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レールに合わせて車輪の幅を変えることができるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の新しい試験車両。九州新幹線長崎ルートへの導入を目指し、20日に走行試験を開始する。=19日午後、熊本市のJR九州熊本総合車両所 (credit:時事通信社)
フリーゲージトレインの新試験車両を公開(02 of05)
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フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の新試験車両について、台車部分の説明をするJR九州の職員=19日午後、熊本市のJR九州熊本総合車両所 (credit:時事通信社)
新型軌間可変電車の座席部分 (03 of05)
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レール幅に合わせて車輪の間隔を変えることができる軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の新試験車両が報道関係者に公開された。写真は座席部分=19日午後、熊本市のJR九州熊本総合車両所 (credit:時事通信社)
フリーゲージトレインの新試験車両を公開(04 of05)
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報道関係者に公開されたレール幅に合わせて車輪の間隔を変えることができる軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の新試験車両=19日午後、熊本市のJR九州熊本総合車両所 (credit:時事通信社)
ロゴマーク(05 of05)
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レール幅に合わせて車輪の間隔を変えることができる軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の新試験車両が報道関係者向けに公開された。写真はロゴマーク=19日、熊本市のJR九州熊本総合車両所 (credit:時事通信社)
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