「24時間テレビ」に皮肉連発 デーブ・スペクターが問う「本当のボランティアとは何か」

「大好きな日本の皆さんに分かってほしい」。Twitterを通じて、問いかけました。
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デーブ・スペクターさん
時事通信社

8月24、25日に日本テレビ系で放送された特番「24時間テレビ」。

恒例のチャリティーマラソン企画は4人が参加するリレー方式となり、その内の1人が水卜麻美アナウンサーであることが24日に発表されるなどし、話題となった。

一方で24時間テレビについては、障がい者の姿を感動的に描く手法が「感動ポルノ」だという疑問の声も毎年のように上がり、番組のあり方に関心を持っている人も多い。

そんな中、放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんの発信が話題になっている。

スペクターさんは今年の24時間テレビの放送日に、自身のTwitterで番組への皮肉と取れる投稿を連発した。

 

「24時間テレビは働き方改革違反ではないですか???」

 

「24時間テレビのマラソンの趣旨と文明の意味は同じくらい分からない」

 

「24時間は長いので、早めにおサライしてください」

 

「世界でもっとも疲れる仕事→24時間テレビでワイプの中でやるリアクション」

 

このようなツイートを連投。そして25日に、こう発信した。

24時間テレビ、やっと終わりました。障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている。僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしいだけです。すみません、オチはありません。

いつもはTwitterでギャグを披露することが多いスペクターさんが、「オチ」のない真面目な問いかけをした形だ。

このツイートには27万以上の「いいね」がついている。