サンシャイン水族館の「ざんねんないきもの」展に出ている動物たちの姿が愛おしい

デンキウナギ、リス、カメレオン、マキガイ...なぜ?
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サンシャイン水族館(東京都豊島区)で開催中の「ざんねんないきもの展」でリアルに紹介されている生き物たちが、「ざんねん」ぶりを発揮している。「ざんねんないきもの事典」シリーズが累計145万部を突破した高橋書店とのコラボ。本ではイラストでの紹介だったが、この展覧会では、本物の動物を展示している。

ところで「ざんねんないきもの」の定義とは何か。高橋書店のホームページでの紹介はこうだ。

ざんねんないきものとは 一生けんめいなのに、 どこかざんねんな いきものたちのことである。

「いきもの」を別の側面でみると別の味わい深さがあるということがねらいだという。

きものに関するこれまでの本は、

「すごい」という面から見たものが多かったように思います。

人間も「顔良し・頭良し・性格良しの完ペキな人」より、

「じつは運動オンチ」だったり

「じつは家ではちょんまげ頭でジャージ姿のヒモノ生活な人」のような

ちょっと"ざんねん"なところがある人の方が、なぜか親近感がわきませんか?

「マイナス部分にこそ魅力がある。」それはいきものたちだって同じはず。

高橋書店ホームページから引用

特別展では、本ではイラストで紹介されていた「ざんねんないきもの」をリアル展示するほか、水族館で独自に選んだ「ざんねんないきもの」 も紹介する。

【ざんねんな体】デンキウナギはのどに肛門がある

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サンシャイン水族館

【ざんねんな生き方】アオジタトカゲは青い舌で敵をいかくするが、きかない

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【ざんねんな能力】シマリスのしっぽはかんたんに切れるが再生はしない

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【ざんねんな能力】カメレオンの色が変わるのは気分しだい

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【ざんねんな生き方】ジャコウネズミは電車ごっこで歩く

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【ざんねんな生き方】マガキガイは飼育スタッフには人気だが、いつも素通りされる

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同水族館では、展覧会にあわせ、1月15日から2月7日まで「みなさんが思う"ざんねんないきもの"」を募集している。

応募方法はホームページから。応募者の中から選んだ生き物を特別展で紹介するほか、同水族館の年間パスポートなどがもらえる「ざんねんないきもの賞」(1人)などが選ばれる。

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