ブラックホール合体の検出に向けたロードマップ

K Belczynskiたちは今回、ブラックホール連星形成の数値シミュレーションを提示している。
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K Belczynskiたちは今回、ブラックホール連星形成の数値シミュレーションを提示している。

このシミュレーションによって、2つの大質量ブラックホールの合体である、最近初めて検出された重力波源(GW 150914)を説明する枠組みが得られる。

このモデルから、こうした事象が生じるのは金属量が太陽の10%未満の環境であり、2つの前駆天体は、初期質量が太陽の40~100倍で、共通外層期に質量輸送を通して相互作用することが示唆される。

計算結果からは、重力波天文台の感度が最大限に達すれば、ブラックホールの合体が1年当たり約1000件検出されると予想される。

Nature534, 7608

2016年6月23日

原著論文:

doi:10.1038/nature18322

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