自宅から爆薬TATP、拳銃、覚せい剤...すべて自作?愛知県警に逮捕された名古屋の大学生

捜査幹部「好きな科学のことは喜々としてしゃべっている」
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男子学生宅から押収された3Dプリンター。これで拳銃を試作したとみられている=9月7日、愛知県警名東署
時事通信

爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を製造した疑いで、8月に愛知県警に逮捕された名古屋市の男子大学生(19歳)が、その後の調べで、拳銃や覚せい剤も試作していた疑いがあることが分かった。

県警は9月27日、覚せい剤取締法違反の疑いで再逮捕。学生は覚せい剤の成分は「市販薬から作った」と供述しているという。時事通信などが報じた。

自宅の捜索では多数の薬品が見つかったほか、3Dプリンターで試作したとみられる拳銃も見つかり、県警が銃刀法違反の疑いで再逮捕、さらに自宅から覚せい剤の成分を含んだ液体も見つかった。

きっかけは3月19日夜、名古屋市名東区の公園で発生した爆発。事件を捜査していた県警は高校3年生(当時)だった男子学生を爆発物取締罰則違反(製造、所持)の疑いで8月20日に逮捕した。

学生は2016年12月、同市名東区の当時の自宅でTATPを製造し、2018年3月、同区の公園に持ち込んだ疑い。「威力を確かめたかった」などと話しているという。

学生は高校時代から化学系の部活に所属していたといい、県警が4月に自宅を捜索した際に見つかった原料は「高校から持ち出した」と説明している。時事通信によると、学生は製造や爆発の実験動画をLINEでやりとりしていたという。

NHKによると、ほかにネット通販やドラッグストアなどで、ほぼすべての原料を入手していたとみられる。

時事通信は捜査幹部の話として、学生は「好きな科学のことは喜々としてしゃべっている」「科学オタク」と伝えている。