土偶女子・こんだあきこさんに土器片クッキーを渡してきた!

こんださんは、土偶が大好きで、好き過ぎて本を出して、そして「土偶女子」を名乗りながら日本中の土偶を愛でて回っている変わったお姉さんです。本業はフリーのライターさんです。
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昨年刊行された『はじめての土偶』の著者、譽田亜紀子(こんだあきこ)さんはわたしのお友達です。

こんださんは、土偶が大好きで、好き過ぎて本を出して、そして「土偶女子」を名乗りながら日本中の土偶を愛でて回っている変わったお姉さんです。本業はフリーのライターさんです。

初めてお会いしたのは去年の秋頃で、お会いした場所はなぜか大阪の今城塚古墳でした。

縄文だけど、初めて会ったのは古墳・・・

(こんださんは京都の方なので、西の方でお会いする機会が多い。)

こんださんが今度次の本を出されるそうで、その準備のために東京に来るというので、

そう言えば今までお渡ししていなかった「ドッキー(=土器片形クッキー)」を持って会いに行ってきました。

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めっちゃ喜んでくれるこんださん。――ほんまもんのドッキーです。(下島)(偽物だけど。)

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土偶形クッキー(=「ドグッキー」)を忍ばせておいたら、速攻で見つけてくれて嬉しかった。

ドッキーを渡しながら、こんださんに次の新刊本のことを聞いてみました。

――タイトルはもう決まっているんですか??

『にっぽん全国土偶手帖』です。(※こんださんは本当は京都弁で喋っているので、以下京都弁に変換して読んでください。)

北海道から九州まで、全国の土偶の中からあたし目線の50体を選んで、それぞれにニックネームをつけて紹介しています。50体を厳選するのが大変でした。

――"こんだ目線"の土偶50選ですか!どんな土偶がそこに選ばれているんでしょうか?

前回紹介した子(=土偶)も一部入っていますが、今回はあたしが独自に見つけた、「あまり有名でないけど魅力的な子」も入れています!

そういう子は収蔵庫に眠ったままだったり写真がなかったりしたので、現地の担当の方に特にご協力いただいたりして大変だったんですけど、どうしても知ってほしかったのでがんばりました!

有名な子も、普通とは違う角度からの写真を使ってみたりして、こんだ目線の魅力を伝えるための工夫をしました。

――収蔵庫にいるあまり知られていない土偶を見つけるって、すごく大変な作業だったと思うんですけど、どうしてそこにこだわられたんですか?

(※ちなみにわたしは昔、出土遺物を管理する側の立場にいました。)

収蔵庫に眠り続けているなんて、彼ら(=土偶たち)がちょっとかわいそうで・・・

それに遺跡から出てきたものって、次の世代に守っていくための保存ということももちろん大事だと思うんですけど、一方で地域の人が知って感じるためのものでもあると思うんです。

「見せる収納」じゃないですけど、保存しつつやっぱり見せてあげないとと思うんです。

その方が楽しいじゃないですか。

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ドッキーを標本のようにきれいに並べてくれるこんださん。

――(激しく同意する。)ちなみに、"こんだ目線"って具体的にいうと何でしょうか?

専門の研究者の方からすると、あたしの視点は「そこ見る!?」みたいのがあるみたいで、一般目線からの土偶の魅力と、専門家目線からの土偶の魅力って、ちょっと違うところがあるのかなと取材をしながら感じました。

「かわいい」とか「ゆるい」とか「楽しげ」とか、あたしは「感性でバン!」と入ってくるものを大事にして取り上げているんですけど、そこはやっぱり専門家の方の目線とはずれてたりする。

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たとえば、あたしが土偶に興味を持つきっかけとなった土偶で、観音寺本馬遺跡から出てきた土偶(写真スマホ画面中央)というのがいて、この子はあたしには目と口(つぶらな目とぽかーんとした口)に見えるんですけど、本当はこの目に見える部分は耳なんだそうです。でも目と口に見るとかわいいので、そういう風に見て楽しんでます。土偶っていうと、遮光器土偶!のイメージがずっとあったんですけど、この子のゆるさは、あたしの土偶観をほんとに壊してくれました・・・。

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観音寺本馬遺跡(奈良県)出土の土偶。確かに、目と口に見える。ほえ~っとしている。

※こんださんのブログから画像引用

――そういえば、前回の本(『はじめての土偶』)の反響はどうでしたか?

おかげ様で重版になって、いろんな人に喜んでもらえる本になってよかったです。

あの本を、"土の人形の本"と呼んで気に入ってくれているちいさい子がいるらしくて、それを聞いた時は嬉しかったです。絵本のように感性で楽しんでもらえたらと思っていたので。

今、考古学者を目指そうとする人って減っているって聞いたんですけど、この本をきっかけに目指す子どもが出てきてくれたら嬉しいですね。

――うわ、それはめっちゃ嬉しいですね。前回の本が"絵本"だとすると、今回の本はどんな風な本になるんでしょうか?

次の本は、新書版サイズのポケット本になっていて、ガイドブック的に持って歩ける本にしています。「ここに行けばこの子に会える」という情報も載せているので、旅先でも使ってもらえたら嬉しいです。

キャッチフレーズは、"あなたのおうちのご近所土偶、探して下さい"で、「身近にいるんだよ、土偶は」ということを知ってもらえたらと思って作りました。

――おお、また違ったテイストの本になりそうですね。出張先でも活躍してくれそうです。自分の住んでいる土地の土偶が何気なく知れるというのはいいですね。

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最後に、カジュアルにドッキーをかじるこんださん。

こんださんは、いつもなんかシュッとした出で立ちで現れる。

こんださんは、「縄文のヴィーナス」じゃなくて「縄文の女神」系土偶女子だと思う。(詳しくはググってください)

そして数日後に、Amazonでこんださんの新刊本の予約注文が既に始まっていたことが判明。

早速ぽちりました!

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※表紙画像は変わる可能性があるそうです。

――――――

そんな、土偶愛に溢れたこんださんと一緒に、8月7日(金)18:00~の夜にイベントを予定しています!

その名も、「フライデーナイト縄文パーティーin尾山台」!(なんか大人)

世田谷のジビエ料理のお店「ビストロ レ シュヴルイユ」さんにて、ジビエの縄文風鍋料理をつつきながら、ドッキー作りやこんださんとわたしのトークショーを楽しんでいただけるメニューを企画中です。詳細は追って、わたしのツイッターやこんださんのブログどぐぽたサイトなどで発信いたします。

少し先ですが、今から楽しみです。

こんださんは、縄文ツアーなど、出版だけでなく今後いろいろなイベントを企画されているようなので、気になった方はこんださんのブログをぜひチェックしてみてください。