Amazon Echoスピーカーが突然笑出す不具合を修正

少なくとも夜更けに暗闇から突然「ケケケ」と笑い声がするような怪奇現象はなくなるでしょう。

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アマゾンEchoスピーカーのAIアシスタントAlexaが突然「ケケッ」と笑い、人々をビビらせたのは先週のことでした。そして今週、米アマゾンはAlexaを黙らせ、音声をビープ音に置き換えるモードを準備しています。

初代Echoスピーカーを使用していたRedditユーザーが気づいたこのモードは、通常通りタスクを実行したあとでAlexaが音声での返答を終了すると伝え、以降は何らかの処理を実行したあとはビープ音を鳴らすだけになったとのこと。また、第2世代のEchoスピーカーでも、このモードを有効にできたという報告例が上がっています。

これは"ブリーフモード"と呼ばれる新機能のようで、3月14日にリリースされたiOS版のAlexaアプリでは、バージョン2.2.202313.0でブリーフモードを有効化するオプションが追加されていることがわかりました(日本語版は未確認)。説明文には、ブリーフモードではAlexaは話さず、コマンド実行を知らっせるためにビープ音を発するようになっている旨が記されています。

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最初にRedditに投稿したユーザーの場合、どうやって音声コマンドだけでブリーフモードを有効化できたのかはすこし疑問です。とはいえユーザーによる「OK」という返答を偶然Alexaが聴き間違えた可能性はありそうです。実際、Echoスピーカーが突然笑い出す現象も、何らかの音声を「Alexa, laugh.」に聞き間違えることがあるとAmazonは説明しています。

Alexaのブリーフモードは単純に音声による返答をビープ音に置き換えているだけですが、たとえば今後の活用方法としては時間帯を指定して夜間だけはビープ音にして静かにさせると行ったことが考えられます。そうなれば、少なくとも夜更けに暗闇から突然「ケケケ」と笑い声がするような怪奇現象はなくなるでしょう。

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