信頼性最悪のパーツを寄せ集めて作られたクルマが発表される

ハロウィーンのシーズンに合わせて、最も信頼できないと評価を下されたパーツやシステムで構成された、まさにオーナーにとっては悪夢のようなクルマが発表された。
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Autoblog

ハロウィーンのシーズンに合わせて、英国の自動車保証サービス会社であるWarranty Directは、最も信頼できないと評価を下されたパーツやシステムで構成された、まさにオーナーにとっては悪夢のようなクルマを発表した。信頼度は英国内におけるデータに基づくものではあるが、その不気味さは万国共通で感じられることだろう。

「ホリック H-0WL3R」と名付けられたこのクルマは、エンジンが先代三菱「アウトランダー」、サスペンションは先代マツダ「Mazda5」(日本名:プレマシー)、ブレーキは先代マツダ「MX-5」(日本名:ロードスター)、ステアリングシステムとトランスミッションはシボレー「タクマ」(問題の多いことで有名な韓国製ミニバン)、電気系統は先代レクサス「GS」、空調システムは先代ホンダ「CR-V」から、それぞれ寄せ集められた。完成形はフォルクスワーゲン「ゴルフ」ハーレクイン・エディションのような無邪気な姿に見えなくもないが、ピエロが恐いという人もいるように、妖しい気味悪さがある。

この悪夢のようなクルマの構成部品に、日本車の部品が圧倒的に多かったことには非常に驚きだ。皆さんもご存じのとおり、日本車は品質基準が高いことで評判が良い。しかし、Warranty Directが自社で受けた保証請求に基づき作成した信頼性評価によれば、英国ではこれらが路上で最も厄介な部品なのだという。金額にすると、このフランケンシュタインのような4輪の怪物には、毎月平均487ポンド(換算すると約9万円、涙が出そうな数字だ)も修理に掛かるらしい。こんなクルマに"トリック・オア・トリート"と迫られたら、何がなんでもお菓子をあげて、速やかにお引き取り願いたいものだ。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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