[小1の壁]入学前に知りたい! 学童保育のチェックポイント

「小1の壁」と聞いて何を思いつきますか? さまざまな問題がありますが、最もハードルが高いもののひとつが「学童」の問題です。

「小1の壁」と聞いて何を思いつきますか? さまざまな問題がありますが、最もハードルが高いもののひとつが「学童」の問題です。同じ子どもの預け先とはいえ、保育園や幼稚園とはまた勝手が違うためオロオロしてしまいますよね。でも大丈夫、ひとつずつ問題を解決していきましょう。

まさかの待機児童もありえる?! 学童保育のチェックポイント

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学童に入ることができるかは自治体によって差があるため、まずはご自身の住む地域の自治体に確認をしましょう。

新1年生は「全入」(全員希望者は入れる)のところもあれば、定員があり待機児童が発生するところもあります。入所の申込みは年末からスタートしているところが多いですが、入ることができるか問い合わせても「現時点ではわかりません」「最終的に人数オーバーだと抽選です」といった回答にとどまるケースもあります。

また、同じ自治体でも各学童で細かなルールが違います。リサーチは万全にしておいた方が身のため。ということで、先輩ママや自治体に問い合わせる際のチェックポイントをご紹介します。

習い事は可能か?

学童によっては、習い事など一旦退室して、終わったら戻ることを認めていないところもあります。また、習い事を入れて学童を休ませる曜日が増えると退会勧告を受けるところもあるそうです。

夏休みの預かりはあるか?

夏休み等の長期休暇では、お弁当を持参して9時から17時まで学童で過ごすのが一般的です。熱心な学童や児童館などでは、夏休みのスペシャルプログラムを準備しているところもあります。一方、いつもと変わらずただ遊ぶだけというところもあり、この時期だけはコストがかかってももミニキャンプや遠足、体験ワークショップが盛んな民間学童に入れるという家庭もあるようです。

父母会活動はあるか?

父母会がある学童、ない学童とまちまちです。父母会がある場合には、学校のPTAと同じく役員や係などが割り振られる可能性があります。父母会の役員決めや仕事量なども事前に把握しておきたいところです。

番外編 〜保育園卒園から入学式までの預かり先

意外な落とし穴になるのが、保育園卒園から入学式まの預かり先の確保。3月31日までは保育園、4月1日からは小学校の学童で預かってもらうのがベストなパターンですよね。ところが実際は、保育園では卒園後の預かりはしてもらえず、学童保育も入学式以降、というところも多くあります。

運悪くそうした状況になったら、自治体に訴えたり保育園に直訴したりと労力を使っても、なかなか良い結果は得られないのが実情です。さっさと諦めてアウトソーシング、つまりシッターを雇ったり託児施設に預けたりといった方法を見つけるしかありません。当然ながら同じ保育園に通い、同じ学童に行くであろうママたち全員が同じ悩みを持つので、近場で一時保育をしてくれる施設などはあっという間に満員になります。入学前にしっかりリサーチしておき、早めに対応にあたりましょう。

保育園より早くお迎えが来る学童の対処法

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公的な学童保育は、保育園と比べるとサポートもフォローも期待できません。多くの学童保育は18時までで、17時以降は保護者のお迎えが必要というのが規則になっています。時間までに迎えに行くことができない場合、どのような対応策があるのでしょうか。

お迎え時間ギャップを埋める基本技3つ

自分自身や家族のいずれもお迎えに行けない場合、アウトソースするのが一般的。先輩ワーママたちは以下の3つを活用することが多いようです。

①ファミリーサポートを利用する

ファミリーサポートは公的な子育て支援なので、1時間600円~800円程度と比較的リーズナブルなのもありがたいですね。学童までお迎えに行ってもらい、親の帰宅まで自宅などで預かりをしてくれます。ただ、エリアによってはファミリーサポートがなかったり、定員オーバーで利用できないという声も耳にします。

②シルバー人材センターなどでお迎えのみお願いする

学童から自宅までのお迎えをしてくれる人を、例えばシルバー人材センターなどで探す方法もあります。ただし、事前打ち合わせを平日に実施する場合が多いこと、決定まで2~3週間かかり入学直前の依頼だと間に合わない場合があることに注意が必要です。早めに問い合わせをして手続きを進め、良い人が見つかるまで努力する必要があります。

③民間学童に入れる

民間学童は、学校まで迎えに行ってくれるだけでなく宿題もきっちり見てもらえます。習い事に連れていってくれたり、延長預かりも可能です。ワーママには理想的な学童ですが、都内ですと少なくとも月額50,000円以上、延長などを使えば月10万かかることもあります。費用はかかりますが、その分利便性と質の良い預かり先を確保することができます。

ママ同士で助け合うケースも

近所のママ友と助け合う方法もあります。ただ、お迎えをお願いする立場の場合、一方的に頼むばかりになるとトラブルのもとです。どのぐらい「互助会」にできるかどうかが成功のカギです。私の知り合いは、ママ友に学童から自宅まで送ってもらう代わりに、土曜日は一緒に通っているスイミングへ朝から送迎、お昼ご飯まで面倒をみていたそうです。

2年生まで続けたそうですが、お互いに不満がたまらないような協定を結べる相手が見つかるかどうかですね。必ずしも子ども同士が良好な関係でいられる保証もないので、低学年の一時期を前提として考えた方がいいかもしれません。

子どもひとりでお留守番できる?

さらに、ママかパパが帰宅するまでの時間、子どもひとりで留守番させるという問題もあります。

しっかりしている子ですと、入学前の2~3月ぐらいから留守番の過ごし方や、電話での連絡方法を教えればなんとかなるようです。それでも、毎日子どもに置き手紙をしたり、帰宅時間を見計らって電話をしたりするなど細かいフォローは必須。

うちの子はちょっと不安だな...... という場合には、夫婦どちらかがダッシュで帰宅するか、時短勤務の申請をするよりありません。といっても、時短勤務は小学校入学までという企業が多いため(それも現実にそぐわない「壁」のひとつではありますが)、あまり現実的ではありません。「子どもが新しい環境に慣れるまで、4〜5月の間だけでも、早朝に出勤する代わり定時帰宅を認めてほしい」直談判し、一時的なフレックス勤務を認めてもらうワーママもいるようです。

子どもの感じる「小1の壁」こそ両親のフォローが必要

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「小1の壁」は我々保護者にとっての壁ではありますが、同時に子どもにとっての壁でもあります。今までと違う環境に戸惑うのは子どもだって同じです。「お迎えに行けなかったり、ひとりでお留守番してもらうこともあるかもしれない、けど、一生懸命頑張っているあなたを、パパとママはちゃんと見ているよ」と、きちんと言葉にして伝えてみませんか?

そして同時に「頑張ってくれてママ嬉しいよ! でも、イヤだな、ちょっと淋しいなって思ったら、パパとママに言うんだよ」と声をかけ、温かく優しい逃げ場があることも教えてあげて下さい。休日にでも公園に遊びに行きながら「学校でも学童でも、もし困った事があったらそっとパパ(ママ)に言うんだよ」と秘密の約束みたいに話してあげるのはどうでしょう。

学童への準備は怠りなくするに越したことはありません。入学してすぐは予想外の出来事で慌てることもあるでしょう。でも、最初の2ヶ月を乗り越えれば、ほぼほぼ落ち着いてきますよ。その場その場でしのいでやり過ごせるようになりますから、安心してください。

【ライター 大橋 礼】

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

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