籠池泰典前理事長、保釈会見「これから活躍させてもらわないかんなと思っております」

10カ月は「長かった」
Open Image Modal
保釈され、記者会見に臨む森友学園前理事長の籠池泰典被告(右)と妻の諄子被告=5月25日、大阪市北区
時事通信

詐欺罪で逮捕・起訴され、10カ月近くの勾留を経て、5月25日に保釈された学校法人「森友学園」の前理事長・籠池泰典被告人と、妻の諄子被告人が、大阪市内で記者会見した。

保釈された感想を質問され、籠池泰典被告人は「ようやく拘置所から出してもらったなという感じがあります。長いな。みなさんがた300日間というと、ああ、まだ1年経ってへんのかと思ってらっしゃるかもしれませんけど、非常に苦痛であります。3畳よりちょっと大きめの部屋にずっと拘禁されているような状況になっておりますから、やっと出さしていただいた」と述べた。

そして続けて、「これから活躍させてもらわないかんなと思っております」と宣言した。

安倍晋三首相に言いたいことはあるかと問われると、「しっかり本当のことを対応されるがよろしかろうと思います。為政者というものは、しっかり本当のことをその通りであればその通りと言うべき。正々堂々と伝達・報告すべきものではないかと思います」と述べていた。